IVALICE

砂漠の病人

砂漠で変なモーグリを拾った。いまにも死にそうだが、生きている。ちっ。
うわごとで、地下道だの、お宝だの、化物が……と、ぶつぶつうるさい。
おそらく、バルハイム地下道にうっかり入りこんだ盗賊だろう。
あの地下道の奥には召喚獣が棲みついているからな。
拾ってしまったものは仕方がないので、近くの集落の入口に置いておく。
集落のお節介な主婦が、なにかと世話をしてやるに違いない。

英雄と花サボテン

……いいことをした。
こんな日は、きっと大物が釣れるだろう。
今日は上流のほうまで行ってみるか。

ちょこぼトリビア FF12との関連ポイント★サブイベント:砂漠の病人
花サボテンを討伐したのち、ダントロのお使いを引き受けると発生する、序盤から取りかかれるサブイベント。東ダルマスカ砂漠を駆けまわって、ダントロの妻の言う品物を集めてまわることになります。ただし、シナリオが進まないと入れないマップにも行かなきゃならないので、終了するのは序盤の終わり頃。もうひとつのサブイベント《渡し舟再開》とも連動していて、ギルガメッシュ関連ともリンク。面倒がらずにやっておいたほうがいいかもしれない簡単なお使いゲームです。集めた品物の数と種類によって、看病していた病人が、ヒュム、バンガ、モーグリのうちのどれかに変わり、もらえるアイテムにも松竹梅があります。
病人がどこに倒れていたかは謎。ダントロの奥さんは、「村の入口に倒れていた」と言ってたはず。本当に英雄さまが運んだのかどうかは知りません。

IVALICE contents
illustrated by ぐうたら姫

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