SOLDIERS in FF12

魔神竜編

魔神竜：
どうしてソーヘン地下宮殿の修験の間に棲んでいるのかわからないけれど、驚異的なHPを持つ隠しボス。少なくとも三、四十分の戦闘状態を覚悟しよう（中途休憩可能）。
ソーヘン地下宮殿：
帝都アルケイディスの地下にある放置された宮殿。いろいろと面倒な仕掛けがいっぱいある。

１

Ｃ：　「あと少しでオメガと戦えるんだな！」
Ｚ：　「これ（オメガ取り扱い説明書）によると次は魔神竜だ。ソーヘン地下宮殿に封印された古代の竜って話だが……」
Ｓ：　「まあ、ここ（家）で話していても何もならんしな。現地に飛ぶぞ」
Ｃ：　「……やっぱり飛空挺？」
Ｓ：　「いや、ソーヘン地下宮殿にはゲートクリスタルがあるからな。飛空挺に乗る必要はない」
Ｃ：　「よかった。きっとこれまでのモブ以上の強敵だろうし、『乗り物酔いのせいでそいつのところまで辿りつけませんでした』じゃ話にならないよ」

Ｃ：　「で、来たけどどこにいるんだろう」
Ｓ：　「露骨に怪しいのがこの門だな。……どうやらこの部屋に東から入って、刻の扉を開けながら時計回りに回れば開くらしい」
Ｃ：　「じゃあおれ、回ってくる！」
Ｚ：　「迷っちゃまずいから俺もついていくぞ」
Ｃ：　「大丈夫だって」
Ｚ：　「いつだったか環状廊下で迷ったろうが（Ｇ．Ｆ．解放運動参照）。説得力ねえよ」

Ｓ：　「ふむ、開いたな。この先になかなか強い魔物の気配を感じる……当たりのようだ」
Ｚ：　「また扉か。鍵がいるみたいだな」
Ｃ：　「手持ちの鍵で……カードキー、キーストーン、古代種の鍵、水門の鍵、第３・11鉱区の鍵、バルハイムの鍵……。駄目だ、開かない」
Ｓ：　「どうしてまだキーストーンだの古代種の鍵だのを持っておるのだ？」
Ｃ：　「いつか要るかもしれないだろ（注・世界が違うので必要になることなどありません）。ここの鍵はどこにあるんだろ」
Ｚ：　「お約束としてはたぶんこの周辺の地域にあると思うぜ」
Ｃ：　「そういえば親方モーグリが、セロビ台地の風車のところにぼろぼろの鍵持ってる人がいたって言ってたっけ。もしかしたらそれかな」
Ｓ：　「そんな話をいつ聞いたのだ？　サリカ樹林で会った時そんな話はしてないだろう」
Ｚ：　「あの連中に家の修理をいつも頼んでんだよ。結構仲いいみたいだぜ」
Ｃ：　「よし、確かめに行こうよ」

２

Ｃ：　「ああ、あそこの風車だよ。おーい！」
親方モーグリ：　「久しぶりクポ。最近修理の依頼が来ないけど、家は大丈夫クポ？」
Ｚ：　「最近あちこち飛び回ってるからな。家が喧嘩の現場になることが少ないんだ」
親方モーグリ：　「いろいろと噂は聞いてるクポ。Ｈランクのモブを全部討伐したとか、とハリネズミと白チョコボを従えた黄金チョコボがいるとか……」
Ｃ：　「なにか言った？（にっこり）」
親方モーグリ：　「ごめんクポ。今のは無かったことにして欲しいクポ。……だから笑って剣を構えるのはやめてクポ」
Ｚ：　「それくらいにしとけ。っていうかすぐに剣を向けるなよな」
Ｃ：　「でも攻撃してないだけましだろ」
Ｓ：　「だが俺たちには問答無用ではないか」
Ｃ：　「あんた達はちょっとやそっとじゃ死なないからいいんだ。で、変な鍵を持ってるって人はどこにいるんだ？」
親方モーグリ：　「あそこにいるあの人クポ」

竜の研究家：　「なるほど。君たちの持っている竜のウロコと交換してもいいが……しかし個人的にはそちらの金髪の少年と交換したいのだが。その無敵さ、不可思議な能力（チョコボ寄せ等）、持っているウェポンとかいう武器……実に興味深い……グハッ!!」
Ｃ：　「お、これがぼろぼろの鍵だな。行こう」
親方モーグリ：　「クラウド……殴って気絶させた相手から物を取るのは人としてどうかと思うクポ」
Ｓ：　「ふっ、甘いな。倒した相手から弾丸や装備といった使えそうなものを奪うことなど戦場では<常識だ。更に徹底するとアイテムを盗みなおかつその相手をレアアイテムに変化させたりもするぞ（例・マスタートンベリ）」
Ｃ：　「今まで人の家にあるお宝を勝手に持って行ったりしても文句を言われたことがないんだ。昔金庫を開けたらロストナンバーが出たりしたこともあったけど」
親方モーグリ：　「……一般常識を学ぶことをお勧めするクポ」
Ｚ：　「今更言ったって無駄だろ」
親方モーグリ：　「苦労してるクポね……」
Ｚ：　「まあな」

３

Ｚ：　「よし、この鍵で間違いない。ようやく戦えるぞ！」
Ｃ：　「遅くなったのはザックスが錯乱のメイスを盗むためだけにガルピュデスを乱獲したからだぞ（『ソルジャーズの日常』）。おかげで動物（モンスター）保護団体からクランに文句が来て、モンブランに呼び出されちゃったじゃないか」
Ｓ：　「お前も原因だろう。お前が殴った竜の研究家が慰謝料を請求してきたのだからな。我々が天災指定を受けていたおかげでむこうは泣き寝入りする羽目になったがな。それら〜主にザックス〜のせいで２週間も遅くなってしまった」
Ｃ：　「いいじゃないか。人を研究対象にしようとしたんだから。さあ、勝負だ！」

Ｚ：　「こいつが魔神竜か」
Ｃ：　「なあ、昔の人ってどうやってこいつをこの部屋に封印したのかな？　あの扉からじゃ入らないだろうし」
Ｓ：　「ふむ、確かに。それにこいつはどうやって今まで生き延びたのだ？　食糧となりそうなものはこの部屋にはないしな」
Ｚ：　「それは倒したあとであの研究家に調べてもらおうぜ。殴ったお詫びに研究課題をプレゼントってことで」

Ｚ：　「攻撃力も高いけど……タフだな。もう30分はぶっ続けで攻撃しまくってるんだが」
Ｓ：　「なんでも1000万近くあるそうだ。そこらの傭兵や戦士が多くて１万程度だからな。時間がかかるのは仕方あるまい」
Ｃ：　「おれ、そろそろ腹減ってきたんだけど」
Ｓ：　「ふむ、ではさっさと片付けるとするか。魔神竜といわれるだけあってしぶといが……神の前にひれ伏すがいい。Lv４真・メテオ!!」
Ｃ：　「馬鹿、こんなところで使ったらおれたちも生き埋めになるだろ！」
Ｚ：　「いや、それ以前に星の危機だろうがー!!　クラウド、ホーリーで黙らせてやってくれ。あとでティファの店で奢るから」
Ｃ：　「約束だぞ！　ホーリー！……ってあれ？」
（セフィロス戦闘不能！）
（とばっちりを受けた魔神竜、体力が少なくなってた＆聖属性弱点だったため戦闘不能！）

Ｚ：　「片がついたな。アレイズ！」
Ｓ：　「ザックス……あとで憶えていろ」
Ｚ：　「まあ奢ってやるから機嫌直せよ（どうせ普段から金払うのは俺だしな。ティファの店ならクラウドは無料同然だし）」
Ｃ：　「さあ、飯だ！」

おふざけ魔神竜編：アナザー〜ありえたかもしれない結末

Ｓ：　「露骨に怪しいのがこの門だな。……どうやらこの部屋に東から入って、刻の扉を開けながら時計回りに一周し、なおかつその場で犬のきぐるみを着て三回回って『わん』と鳴けば開くらしい」
Ｃ：　「じゃあ俺、きぐるみ買ってくる！」
Ｚ：　「待て、クラウド……行っちまった。おい、セフィロス？」
Ｓ：　「わたしの望みはな、ザックス。クラウドを着せ替え人形にして楽しむことだ。かつてセトラの娘がそうしたように。今回はその第一歩！ お前は見てみたくないのか？」
Ｚ：　「う……見た目通りにチョコボじゃなくて犬の格好ってのは確かにある意味新鮮で見てみたい気もするけどよ。でも嘘だってばれたら俺たちはどうなる」
Ｓ：　「一周回った時点で修験の扉は開くのだが、東側から確認はできん。お前が黙っていれば丸く収まる。つまりお前しだいだな。ちなみにチョコボの扮装で『クエッ』にしようか非常に迷った」
Ｚ：　「犬にしたのは正しいと思うぜ。チョコボにしたらＬｖ３．チョコボアタック！　で踏み潰されたあげくホーリーだろうし。まあたまにはいいか」
Ｓ：　「クックックッ……交渉成立だな」

Ｃ：　「よし、これでいいんだな。暑いしもう脱いでもいいよな」
Ｓ：　「いや、まだだ。首輪を贈ろう。お座りし、お手をする姿を見せてくれ。あとチョコボのきぐるみも贈呈しよう」
Ｚ：　「セフィロス、馬鹿！」
Ｃ：　「……もしかしておれで遊んでたのか？　二人とも」
Ｚ：　「え〜と」
Ｓ：　「前半は本当だぞ。ほら、開いているではないか」
Ｃ：　「遊んでたんだな（怒）。大嫌いだ！」
Ｓ＆Ｚ：　『ク、クラウド?!　待ってくれ!!』

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