SOLDIERS in FF12

ヤズマット編

ヤズマット：（依頼人：モンブラン）
知ってるかもしれないけど、モグは六兄妹なのクポ。モグたちには尊敬する師匠がいたクポ。しかし、ある日現われたヤツのせいで、モグたちは幸せな生活と師匠を失ったクポ……。お願いクポ！　ヤツを……ヤズマットを斃してクポ!!
（『ファイナルファンタジー12　シナリオアルティマニア』より）

１

Ｚ：　「おい、モブ討伐の仕事が一つ残ってるんだけど行かないか？」
Ｃ：　「別にいいけど……強い相手なんだろうな？」
Ｚ：　「そこは安心してくれ。相手はランクＸのリスキーモブ、ヤズマットだ。この間戦った魔神竜を上回る強さを誇るモンスターだってモンブランが言ってた。なんでもモンブランたち兄弟の師匠の仇らしくてな。『クラウドたちならきっと大丈夫クポ！　モグたちの代わりに仇を討ってくれクポ！』だってさ」
Ｓ：　「それでそいつはどこにいるのだ？」
Ｚ：　「リドルアナ大瀑布にいるそうだ」

Ｃ：　「こいつか……でかいな」
Ｓ：　「ふっ、図体がでかいからといっていい気になるな。ゆくぞ！……うっ！」（罠作動）
Ｃ：　「大丈夫か、セフィロス……って、うわっ！！」（同じく罠作動）
Ｚ：　「ライブラ！……おい、気をつけろ！　このあたり一帯罠だらけだ！」
Ｓ：　「くっ、通常攻撃だけでも強力なのに罠まであっては……面倒な！」
Ｚ：　「よし、レビテガ！」
Ｓ：　「む、おまえレビテガなど使えたのか？」
Ｚ：　「こっちはライセンスさえあれば一般人でも魔法が使えるからな。覚えるのは楽だった」
Ｃ：　「でも一々かけなおすの面倒だな……よし、セフィロス！　罠に向かってイカアタックだ！　イカに身代わりになってもらって罠を全部作動させるんだ！」
Ｓ：　「クラウドがまとも……じゃないが作戦を指示するとはな。しかしこんなことにミストナックLv３使うのか？　まあいいが」
Ｚ：　「セフィロス、待て」
Ｓ：　「イカアタック！」
Ｚ：　「待てって言ったのに……罠は無くなったけど足元がイカだらけになっちまったろうが！」
Ｃ：　「罠を消すって目的は果たせたんだし、気にするな」
Ｚ：　「当初の目的はヤズマットの討伐だろ！」
Ｓ：　「……そう言えばヌルヌルしたイカで足場を埋め尽くされたら接近できんな。転ぶのがオチだ。向こうも同様だが」
Ｚ：　「どうしてお前らは目的のために手段を選はなかったり、手段が目的化するんだよ！」
Ｃ：　「海が近いからイカが呼びやすいと思ったんだよ。まさかこんなに来るなんて……；」
Ｚ：　「ハリネズミならまだましだったのに！」
Ｃ：　「いや、それだと針だらけになるだろ。動きにくさは変わらないんじゃないか？」
Ｓ：　「仕方ない、一時撤退だ！」

２

Ｓ：　「さて……ひとまず退いたがどうする？　あの罠がある限りまともに戦えん」
Ｚ：　「クエイガで罠を破壊するってのはどうだ？」
Ｓ：　「駄目だ。また足元が瓦礫だらけになるだろうが。それにああいう古い建造物を壊すとクレームがくる」
Ｚ：　「レビテガは一々かけなおすのが面倒だしな……どうしたもんか」
Ｃ：　「なあ。そんな変に考え込まなくてもフェザーブーツ（永久効果：浮遊）を装備すればいいんじゃないか？」
Ｓ：　「……そう言えばそうだな」
Ｚ：　「俺たちって今までずっと同じ装備で戦ってたからな……装備変更ってのは盲点だった。購入費は必要経費ってことでモンブランに請求できるし、それでいこう」

Ｃ：　「よし、今度こそ勝負だ！」
Ｓ：　「罠も綺麗に復活しているが、フェザーブーツがある限り恐るるに足らん！」
Ｚ：　「威張ることじゃねえだろ……あれ？なんかあいつ、疲れきってねえか？」
Ｃ：　「あ、確かに……どうしたんだ？」

注：　ヤズマットの言葉は翻訳バージョンでお送りします

ヤズマット：　『お前たちがイカをほったらかしにして帰るから、俺が片付ける羽目になったんだ。運ぼうとしたら滑って何度も転ぶし……そのあと罠も直したりしてたから疲れたんだ！　せめて後片付けぐらいして行け！』
Ｃ：　「フィールドにある罠ってモンスターが作ってたのか？」
Ｓ：　「別に驚かんが……モンスターには反応しないで人間にだけ反応する罠を作る必要がある連中など他にはおらんしな」
Ｚ：　「なんか悪いことしちまったたな」
Ｃ：　「ごめんよ、じゃあ今日は帰るからゆっくり休んでくれ」
ヤズマット『ああ、おやすみ』

帰宅後
Ｚ：　「……ってしまった！　その場の流れでつい帰っちまったけど、奴が疲れきってる今がチャンスだったんじゃねえか！」
Ｓ：　「だが今から行っても真夜中だぞ？」
Ｃ：　「まあいいだろ？　どうせなら万全のあいつと戦いたいし。二、三日待とうよ」
Ｚ：　「お前、仕事を忘れてないか……？」

３

Ｃ：　「よし、荷物はこれで全部だな……行くぞ！」
Ｚ：　「飛空挺の積載可能重量の限界ギリギリじゃねえか。なんだよ、これ」
Ｓ：　「昨日から準備していたぞ。中身は知らん」

（リドルアナ大瀑布に到着）
ヤズマット：　『やっと来たか……ってなんだ、その大荷物は？』
Ｃ：　「この間は迷惑かけたからな。お詫びにティファ特製の料理をたっぷり持ってきたんだよ。砂海亭のマスター特製の蛇酒とビュエルバ魂も樽で用意してある」
Ｚ：　「酒と料理かよ！　多すぎだろ!?　確かにヤズマットの体格を考えるとこれでも少ないくらいだけどよ」
ヤズマット：　『ふむ、最近の若いものにしては礼儀をわきまえてるな。迷惑をかけたらお詫び。常識だ』
Ｓ：　「それはそうだが……これから戦おうという相手にもそれは適用されるのか？　それと見た目はこんなだが実際には3000年は生きてるぞ」
Ｃ：　「細かいことは気にするなよ。さあ、食おう！」

ヤズマット：　『このワイルドザウルスの丸焼き、なかなかうまいな。塩加減も見事だし、これだけの大きさなのに中まで火がとおっていながら表面が黒焦げになったりしていない』
Ｃ：　「ティファの料理はうまいだろ？」
ヤズマット：　『ああ、毎日でも食べたいものだ』
Ｃ：　「なんか、あんたとはいい友達になれる気がするよ」
ヤズマット：　『気が合うな。俺もそう思ってた』
Ｚ：　「意気投合してるけどいいのか？」
Ｓ：　「文句を言っても無駄だろう」
Ｃ：　「そう言えばあんた、６人兄弟のモーグリの師匠を殺したそうだけど、心当たりある？」
ヤズマット：　『（考え中）……ああ、以前そんなことがあったような気がする。だが殺したというのは少し違うぞ』
Ｚ：　「へ？」
ヤズマット：　『あの男、いきなりコラプスを放ってきてな。俺はとっさにリフレクをかけたのだ。で、コラプスが反射して奴は自滅したというわけだ』
Ｓ：　「それが本当なら、恨むのは少々筋違いではないのか？」
ヤズマット：　『恨みなどそんなものだろう……あ、酒が無くなった』
Ｃ：　「料理も無くなったよ。なあ、あんたが悪くないっていうなら俺たちと一緒に来ないか？　モンブランは俺が説得（脅迫）するからさ。こんな誰もいない闘技場にいたって退屈だろ？」
ヤズマット：　『そのほうが楽しそうだな……よし、ならば俺を倒して見せろ！』
Ｚ：　「やれやれ、やっと仕事に入れるぜ」
Ｓ：　「しかし目的が討伐じゃなくなっているがな」

４

Ｃ：　「あんたに勝てばいいんだな？」
ヤズマット：　『そういうことだ。そんなわけでいきなりだけどサイクロン！』
Ｚ：　「いきなり不意打ちかい！　確かに強力だけど俺たちにステータス異常なんて効果ないぜ！」
Ｓ：　「お返しだ、フレア＆メテオ!!」
Ｃ：　「ついでにホーリー（弱）！」
Ｚ：　「あ、今回はセフィロスを巻き込まないように加減したわけか。えらいえらい……って全然効いてねえぞ！？」
ヤズマット：　『回復してくれるなんて親切だな、クラウド』
Ｓ：　「聖属性吸収か。まったくもって羨ましい……しかし、ならば闇属性が弱点ということだな。ゾディアーク！　とりあえずバニッシュレイを連発しておけ」
ゾディアーク：　『了解。バニッシュレイ！　バニッシュレイ！　バニッシュレイ……（以下省略）』
Ｚ：　「ああ、そう言えばバニッシュレイって闇属性だっけ」
ヤズマット：　『くっ、なめるな！　12連続攻撃！』
Ｓ：　「くっ、なぜこいつはクラウドを攻撃せんのだ」
Ｚ：　「どうも敵対心が高い敵を狙うみたいだな。クラウドは敵対心が低くてむしろ友好度が高いからターゲット外になってるんだろ。サイクロンみたいな広範囲攻撃はさすがに当たるみたいだが」
Ｃ：　「そろそろ時間切れだよ」
Ｚ：　「クラウド、セフィロスに……（こっそり）」
Ｃ：　「え？……わかった。セフィロス！」
Ｓ：　「なんだ？　クラウド」
Ｃ：　「あんたなんか嫌いだ！」
Ｓ：　「！！！（ショックで石化中に）」
ゾディアーク：　『ラストエクリプス！』
ヤズマット：　『うわーっ！！！』
Ｚ：　「よし、狙い通り。『大嫌い』で完全に石化なら、『嫌い』で程よく石化中で済むんだな」
ヤズマット：　『今のは効いたぞ……ザックスよ、味方をステータス異常にするのにあんな方法を使うとはやるな。恐ろしい男よ』
Ｚ：　「だって普通の方法じゃ俺たちステータス異常にならねえし」
Ｃ：　「Lv３．チョコボアタック！ Lv４．超級武神覇斬！ セフィロス、さっきのは嘘だ！」
Ｓ：　「本当か?!　（石化中解除）」
Ｃ：　「ザックスがやれって言ったんだよ」
Ｓ：　「ザックス……今ここで三枚おろしにしてくれる！」
Ｚ：　「待て待て！　今は戦いの方が先だろ！」
Ｓ：　「俺的にはこっちが先だ。おとなしく斬られろ」
Ｚ：　「（白刃取りしつつ）クラウド、助けてくれ！　ってあれ？」

ヤズマット：　『ザックスが斬られるにマリリス（Ａランクモブ、蛇型モンスター）の蒲焼一匹分』
Ｃ：　「じゃあおれは結局うやむやになって助かるにシャーリートの丸揚げ一匹分」

Ｚ：　「人が殺されそうなのに賭けるなー！　戦いはどうなった！」
ヤズマット：　『ふ、あの超級武神覇斬のダメージが大きくてな。このままやっても負けるから潔く負けを認めたんだ』
Ｃ：　「ってわけで気にしないで続けてくれ。マリリスの蒲焼がかかってるんだ」
Ｚ：　「ふ……ふざけんなーっ！（Lv４．我慢の限界発動）」
二人＆一匹：　「「『うわーっ!!』」」

その数時間後、そこにはズタボロになって気を失った二人＆一匹と力を使い果たしてぶっ倒れたザックスの姿があったとか……

後日譚１〜ザックス＆ヴィンセント

Ｚ：　「ぐっ……体中が痛えな」
Ｖ：　「自業自得だ、馬鹿者。ティファに言われてカオスになって様子を見に行ったら全員倒れてるし……話を聞いて、アホか貴様らと思ったぞ」
Ｚ：　「だってよ、俺の命より食い物をとったんだぜ？　まあ全身筋肉痛になるまでLv４．我慢の限界で暴れまくったのは確かだけどよ」
Ｖ：　「ジェノバ入りなのに筋肉痛になるとは……どれだけ暴れればそうなるのだ」
Ｚ：　「フルケアやエスナでも治らなかったしな」
Ｖ：　「まあ、しばらく休めば治るだろう。静養しておけ」

後日譚２〜クラウド＆モンブラン

ダラン爺：
王都ラバナスタ、ダウンタウンを仕切る謎の老人。部屋の隅に座って猫を撫でているだけのようだが、世界で起こっている出来事をすべて知っている、らしい。

Ｃ：　「……ってわけで今回の依頼はこれで終了ってことでいいか？」
Ｍ：　「……まあいいクポ。でもヤズマットをクランセントリオ＆何でも屋に加入っていうのは駄目クポ」
Ｃ：　「なんで？」
Ｍ：　「あんな図体でかいのがうろうろしてたら邪魔クポ」
Ｃ：　「それなら大丈夫。ミニマムっていう小さくする魔法をかけたから。今の大きさはせいぜい大型犬くらいだよ」
Ｍ：　「それならいいけど……重さは？　あの巨体の重さのままだったら床が抜けるクポ」
Ｃ：　「それも大型犬くらい」
Ｍ：　「いったい質量保存の法則はどうなってるクポ……；」
Ｃ：　「まあいいじゃないか。ご都合主義の一言で片付くんだし」
Ｍ：　「それは禁句クポ」
Ｃ：　「でも納得してくれてよかったよ。でなかったらこれを使わないといけなかったから」
Ｍ：　「そ、それは……クランセントリオの表帳簿と裏帳簿！　どうやってそれを？」
Ｃ：　「ダラン爺に頼んで調べてもらったんだ。まったく……脱税はしちゃ駄目だろ」
Ｍ：　「ダラン爺〜！！（怒）……クラウド。世の中奇麗事だけじゃやっていけないクポ」
Ｃ：　「興味ないな」
Ｍ：　「そうバッサリ切り捨てないでほしいクポ。それにそのお金はトリックスターやチョコボＬｖ９９の餌代になってるクポ」
Ｃ：　「なら仕方ないな。軍に突き出すのは止めとくよ」
Ｍ：　「態度が変わるの早ッ！　って突き出すつもりだったクポ？！」
Ｃ：　「冗談だ」

後日譚３〜モンブラン＆ダラン爺

Ｍ：　「ダラン爺……よくもクラウドにあんなもの渡したクポね！」
ダラン爺　（以降Ｄ）：　「はて……なんのことかな。歳のせいか物忘れがひどくての」
Ｍ：　「とぼけるなクポ。クランセントリオの帳簿の写しクポ！」
Ｄ：　「ああ、あれか。確かに渡した覚えがあるな。良心が咎めるから使用目的までは聞かんかったが」
Ｍ：　「それをネタに脅されたクポ」
Ｄ：　「まあ、予想通りだ」
Ｍ：　「分かってたなら止めて欲しかったクポ！　あんた一体どっちの味方クポ！？」
Ｄ：　「……おもしろくなりそうなほうの味方」
Ｍ：　「愉快犯かい！」

後日譚４〜ザックスの何でも屋入門講座

１、気を抜いてはいけません
Ｙ：　『すまん、最初から意味不明なんだが』
Ｚ：　「項目の内容自体はわかるだろ？　そのままの意味だ。クラウドとセフィロスはじゃれあいからいきなり剣と魔法ありの喧嘩に発展することがよく……っていうか日常的にある。間違いなく最強レベルの二人だからな、巻き添えくらったら洒落にならねえ」

Ｃ：　「セフィロス！　よくもおれのロールケーキを一切れ取ったな！　凶斬り！」
Ｓ：　「ふっ、効かんな！　フレア！」

Ｙ：　『……納得だ』

２、街ではなるべく問題は起こさないように
Ｙ：　『これは普通のことではないのか？』
Ｚ：　「このラバナスタじゃこれも注意事項に入れとかねえと駄目だ。この街は表のボスのミゲロさんと裏のボスのダラン爺が風紀を取り締まってるんだが……問題を起こしたときの罰が厳しいんだ」
Ｙ：　『例えば？』
Ｓ：　「市場でぼったくりをしていた店があったが……その次の日から全ての街で商売禁止にされていたな」
Ｙ：　『あ、喧嘩終わったのか。どうなった？』
Ｓ：　「隙をついてブリザガで凍らせてきた」
Ｚ：　「鬼か。他にもダラン爺から裏のボスの座を奪おうとした奴が一家そろって行方不明になったり」
Ｓ：　「老人だからと言ってなめるな。本気の俺と渡り合えるような男だぞ」
Ｙ：　『……怖いな。１番とは違う意味で油断できん』

３、女性陣には注意しましょう
Ｙ：　『誰のことだ？』
Ｃ：　（復活した）「エアリスとティファのことだ。ティファの料理は美味いんだ。何か習慣性のあるものを入れてるんじゃないかって疑惑はあるけど、ささいな問題だよ」
Ｓ：　「女ではあるが、強いぞ。ティアマットやデモンズウォールぐらい、笑って片手で振りまわすような女だ」
Ｙ：　『……それは本当に人間か？』
Ｚ：　「たぶん。あの細腕のどこにあんな力があるのか不思議だよな。でも調べようとしたシドは掌打ラッシュくらって入院させられたし」
Ｃ：　「ティファを怒らせるとご飯抜きにされちゃうんだ。だから怒らせるなよ。エアリスはセフィロスの天敵で、花売りやってるんだ。花一本１ギルって高いんだか安いんだかわかんないんだけど……商売として成り立ってるのかな」
Ｓ：　「あやつはホーリーを使えるのでな。俺は苦手なのだ。一度は殺したのだが復活しおって」
Ｙ：　『俺にはまあ関係ないな。聖属性吸収だし』
Ｓ：　「くっ、うらやましい！　その体質を俺によこせ！」
Ｙ：　『できるか！』

４、覚悟を決めましょう
Ｚ：　「こういう癖の強い連中〜俺含む〜とやっていくにはそれなりの覚悟がいるぜ。中途半端な覚悟だと影が薄くなったり下っ端扱いされるぞ」
Ｙ：　『一応自分たちが変わり者ってことは自覚してるんだな』
Ｚ：　「やかましい」

後日譚５〜ソルジャーズ＆モンブラン

Ｃ：　「どうしたんだ？　おれたちを呼び出すなんて……仕事ならザックスだけでいいだろ」
Ｍ：　「仕事じゃないクポ」
Ｃ：　「じゃあ、仕返し？」
Ｍ：　「それも予定してたけど違うクポ。これをあげるクポ」
Ｃ：　「なに？これ」
Ｍ：　「神殺しの紋章クポ。ヤズマットが入会金のかわりに持ってきたクポ……。でもモグが持ってても使わないし、ザックスが前に欲しいって言ってた（オメガ編）からあげるクポ」
Ｚ：　「モンブラン！　この恩は一週間忘れないぜ！」
Ｍ：　「一週間だけかい！」
Ｓ：　「しかし神殺しの紋章とは……クラウドにぴったりというか何と言うか」
Ｃ：　「自称がつくけどな」
Ｚ：　「もしくは翼の生えたイカだな」
Ｓ：　「ザックス……そんなことを言っていいのか？」
Ｚ：　「ん？……そ、それはタイコウの紋章！　どこでそれを……」
Ｓ：　「釣り上げたネブラ河のヌシが持っていたぞ」
Ｚ：　「セフィロス……はじめてあんたが神らしく見えるぜ！」
Ｓ：　「ふっ、当然だ。もっと褒め称えるがいい！」
Ｃ：　「じゃあ、ミゲロさんの店に売ってくるよ？」
Ｚ：　「ああ！」

数日後
Ｃ：　「これがトロの剣……!!」
Ｓ：　「確かに見た目パクリだな」
Ｚ：　「言うな。でもこの世界で手に入る武器の中じゃかなり強いぜ。攻撃力はトウルヌソルより若干低いけどブレイブとフェイスがかかってるし、回避と連撃値も高い。バスターソードと変えようかな……」
Ｃ：　「でもアルテマウェポンのほうが強いよ？」
Ｓ：　「星の最終兵器と比較するな。しかしザックス、おまえからトレードマークのバスターソードをとったら何が残るのだ」
Ｚ：　「ひでえな！　いろいろあるだろ？　クラウドの親友って立場とか！」
Ｓ：　「……そのハリネズミ頭か？」
Ｃ：　「なんでも屋のリーダーとか、なんでも屋のペットの飼い主」
Ｓ：　「紅茶とコーヒー」
Ｃ：　「他には……；　いろいろ良くしてもらったのに、何て言っていいのか……おれ、ザックスの特徴、思いつきませんでした。いつか他に見つかるといいですね」
Ｚ：　「コピーに戻るな！　そんなに悩まないと見つからないのか、俺の特徴……」

結局、普段はバスターソードで気が向いた時だけトロの剣を使うことになったとか……

IVALICE contents