SOLDIERS in FF12

ガルピュデス：
セロビ台地に棲息する飛行タイプの鳥モンスター。HP、防御ともに高く、デッドダイブで神風アタックをしてくる。レベルが低いと斃すまで時間がかかる。戦闘が長びけば長びくほど、デッドダイブの確率が増え、勝手に消滅されてなかなか《斃せない》。

Ｓ：　「む、ガルピュデスがこちらに気づいたぞ」
Ｚ：　「まずは盗もう。運がよければ《錯乱のメイス》が手に入る」
Ｃ：　「装備したやつが錯乱するとかいう武器じゃないだろうな？」
（ガルピュデスは体当たりを構えた→セフィロス）
Ｓ：　「むっ、なぜ俺を先に狙う？」
Ｚ：　「いちばん敵対心が強いんだろ」
（ザックスは風切りの羽根を盗んだ）
Ｚ：　「ちくしょう、メイス、手に入らなかった」
Ｓ：　「ふん、もう盗めないのなら、とっとと片づけるべきだな。ヘイスガ」
Ｃ：　「あ、待てよ。こいつ意外にしぶといから、おれ、ブレイブかけとく」
（ガルピュデスは体当たりを構えた→セフィロス）
Ｓ：　「まだ俺を狙うか」
（セフィロスの攻撃→miss！）
Ｓ：　「なんだと？」
Ｚ：　「あんた、遠距離攻撃用の武器じゃないと届かねえだろうが」
Ｓ：　「くっ、装備しなおすから待て」
（ガルピュデスは体当たりを構えた→クラウド）
Ｃ：　「いてて、わかった、わかった、ちょっと準備するから待てよ。プロテスかけとくかな。それとシェルと……バブルはどうする？」
Ｚ：　「わざわざHPを倍にしなくたっていいじゃねえか」
Ｃ：　「だって、ケアルガを使う頻度が減るんだ」
（ガルピュデスはデッドダイブを構えた→クラウド）
Ｃ：　「あっ、レビテガが切れた。罠にかかっちゃうよ。かけなおすからな」
Ｚ：　「いや、べつに罠の上で戦ってるわけじゃなし、移動するときでいいって――あ！」
Ｓ：　「考えてみれば俺には正宗以外装備できるものがないのでな。ガンビットで技の遠距離攻撃を……む？」
（デッドダイブ！　鳥モンスター消滅　クラウドHP−０）
Ｃ：　「よし、用意できたぞ！　戦おう……って、あれ、ガルピュデスは？」
Ｚ：　「デッドダイブで死力を尽くしておまえに体当たりしたらしいんだが」
Ｃ：　「気がつかなかった」
Ｓ：　「つまり、経験値もライセンスポイントも手に入れられなかったということだな」
Ｚ：　「お宝もな。この雑魚戦の報酬はおれの盗んだ風切りの羽根だけか。役に立たねえやつらだよ」
Ｓ：　「ほう、そんな口が利けるとは、いい身分だな。防御ばかりしていたくせに」
Ｃ：　「そうだよ、一度でも〈たたかう〉をコマンドしてくれたっていいじゃないか」
Ｚ：　「……すみません」