SOLDIERS in FF12

戒律王ゾディアーク

注：この話は他の12体の召喚ライセンスを手に入れたあとのお話です

戒律王ゾディアーク：
最強の召喚獣。召喚ライセンスを10以上持っていないと会えないし、むしろ隠しボスといった強さ。戦闘不能の追加効果を発生させるダージャを使うので、さすがにアレイズなどの蘇生スキルが必要。

１　出撃

Ｃ：　「ザックス、セフィロス、今日暇か？」
Ｚ：　「どうしたんだ、クラウド？」
Ｃ：　「召喚獣捕まえに行くぞ！」
Ｓ：　「またか……今度はどこだ？」
Ｃ：　「ヘネ魔石鉱だよ。ガリフ族の風水士が教えてくれたんだ」
Ｓ：　「風水士？そんな者がいたのか？」
Ｚ：　「少なくとも俺はジャハラ以外で見たことないな」
Ｃ：　「最初は『おぬしのようなチョ……もとい子供では無理だ』って言われたんだけど、色々あって教えてくれたよ」
Ｓ：　「何があったか容易に想像がつくな。どうせ『おれはチョコボでも子供でもなーい！』とか言って暴れたんだろう」
Ｃ：　「う……；」
Ｚ：　「で、その風水士は無事なのか？」
Ｃ：　「大丈夫だよ、教えてくれてすぐ力尽きてたけど」
Ｚ：　「いや、それは大丈夫じゃねえだろ」
Ｃ：　「心配ないって。ナナキがフェニックス召喚してたし」
Ｓ：　「まだマテリアを持ってたのか……黒マテリアはないのか？」
Ｃ：　「そんなもの興味ないね」
Ｚ：　「おーい、話が脱線してってるぞ」
Ｓ：　「なぜかクラウドと話しているとこうなってしまうのだ。しかしクラウド、ヘネ魔石鉱にそんな奴がいたか？」
Ｃ：　「ほら、鍵がかかった扉があっただろ。あのずっと奥だって」

２　探索

（ヘネ魔石鉱到着）

Ｚ：　「この奥に召喚獣がいるんだな？」
Ｃ：　「そうらしいよ。でもここ（分別作業場）より先はモンスターが強くなるんだって」
Ｓ：　「俺たちにはそんな心配は無用だろう。行くぞ」

ＶＳアビス

Ｃ：　「全然攻撃が当たらないよ！」
Ｓ：　「ええい、ちょこまかと動きおって！」
Ｚ：　「血を吸うなー！　俺の血は美味くないぞ」
Ｓ：　「スリプガ！　ドンアク！」

ＶＳヘクトアイズ

ヘクトアイズＡ：　『バヒール！』
ヘクトアイズＢ：　『ミスリルバブル！』
ヘクトアイズＣ：　『幻惑のまなざし！』
Ｚ：　「くっ、ステータス異常を発生させる攻撃ばかりしてくるなんて、なんて根性捻じ曲がった連中なんだ」
Ｓ：　「裏切り者め……」
Ｚ：　「混乱するなー！　おい、クラウドもなんとか言ってやってくれ」
Ｃ：　「博士、ナンバーください」
Ｚ：　「お前もかーっ！　目を覚ませ、エスナガ！」

ＶＳエテム、ネクロマンサー

Ｓ：　「エテムを倒すと今度はネクロマンサーが出てくる……鬱陶しいわ！」
Ｚ：　「まあアンデッドだからな」
Ｃ：　「だったら聖属性の攻撃で片付けよう。ホーリー！」
モンスター＆Ｓ：　『ぐあっ!!』
Ｃ：　「あ」
Ｚ：　「セフィロスが接近戦してるときにホーリー使うなよ。巻き込んでるだろ」
Ｃ：　「ごめんよセフィロス。大丈夫か？」
Ｓ：　「ダメージは大きいが動けんほどではない。さすがにもう慣れてきたのでな、一撃では倒れん」
Ｚ：　「おお、成長したな」
Ｃ：　「じゃあフェイス状態で……ホーリー！」
Ｓ：　「……!!（瀕死）」
Ｃ：　「なんだ、二発は耐えられないのか。まだ頑張らないとな」
Ｚ：　「おいクラウド。ここに来た目的はセフィロスを倒すことじゃねえだろ」

３　１回戦

（特殊作業場）

ゾディアーク：　『よくぞこのゾディアークの元まで来た……って何故そんなズタボロになっているのだ？』
Ｃ：　「気にしないでくれ」
ゾディアーク：　『察するにここに来るまでの雑魚戦で苦戦したといったところか。そんな体で戦うつもりか？』
Ｚ：　「戦うには問題ないさ。ちなみにモンスターより味方からの攻撃のほうが危険だった」
ゾディアーク：　『苦労しているようだな』
Ｚ：　「分かってくれるか」
Ｓ：　「ザックス、それはどういう意味だ？」
Ｚ：　「そのままの意味だ」
Ｃ：　「まあまあ。その話はあとにしようよ。ゾディアーク、あんたの召喚ライセンスは必ずいただくよ！」
ゾディアーク：　『たった三人で勝てるかな？』
Ｓ：　「ずいぶんな自信だな」
ゾディアーク：　『すぐに分かる』
Ｃ：　「じゃあ始めようか。いくぞ！」

ゾディアーク：　『ダージャ！』

（クラウド、セフィロス、ザックス戦闘不能に）
※ゾディアークの使ってくるダージャはくらやみ＆即死効果のついた闇属性の凶悪な魔法。特に即死効果は戦闘メンバー全員が即死するとは限らないが無効化できない。
・
・
・
ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ？

４　作戦会議

（ラバナスタの何でも屋店舗）

Ｃ：　「うっ・・・」
Ｚ：　「やっと起きたか、クラウド」
Ｃ：　「あれ、なんでここに？おれたち、ヘネ魔石鉱で倒れたんだよな？」
Ｓ：　「どうもグラシャラボラスが俺たちを店に配達して、フェニックスが転生の炎で回復したのだ」
Ｃ：　「ああ、なるほど」

対策その１
Ｃ：　「さて、どうしようか？　あのダージャの対策を立てないと勝つのは難しいよ」
Ｓ：　「闇属性吸収の防具を装備していけばいいのではないか？」
Ｚ：　「それだけじゃ駄目だろうな。この今月の月刊「召喚獣」によると……」
Ｓ：　「待て。どこからそんなものを出した？」
Ｚ：　「グラシャラボラスが置いていった。で、それによると全員が闇属性吸収の状態だとダージャを使う頻度が増すらしい。更にあの戦闘不能効果は無効化できないんだとさ」
Ｃ：　「……反則じゃないか？」
Ｚ：　「そのかわり必ず戦闘不能になるとは限らないらしい。運がよければダメージだけで済む」
Ｓ：　「ダメージを吸収できても戦闘不能への解決にはならんか」
Ｃ：　「でもダメージは防げるし全員じゃなかったらいいんだろ？保留ってことにしよう」
結論：　とりあえず保留

対策その２
Ｃ：　「じゃああいつにダージャを使わせなければいいんじゃないか？　発動しようとする隙に攻撃して妨害するとか」
Ｓ：　「それは無理だな。いわゆる「必殺技」というものは妨害できないし、してもいけないものだ」
Ｃ：　「なにそれ」
Ｓ：　「世界の裏の決まりごとだ。主人公が人の家に土足で上がりこんでアイテムやお金を取っていっても何も文句を言われない、というように」
Ｃ：　「ああ、そういうの経験あるな」
Ｓ：　「いわゆるゲームのお約そ……」
（暗転）
Ｓ：　「うぐっ……」
Ｃ：　「な、なんだ？辺りが真っ暗になったと思ったらセフィロスがボロボロに！」
Ｚ：　「さきからギリギリな発言ばかりしてると思ってたが……迂闊すぎるぞ、セフィロス」
Ｃ：　「ザックス、何か知ってるのか？」
Ｚ：　「知らないほうが幸せなこともあるんだ、クラウド。それにこれ以上言ったら俺もセフィロスみたいになるからな、忘れるんだ。いいな？」
Ｃ：　「う、うん」
結論：　不許可

対策その３
Ｚ：　「なあ、戦闘不能になってもすぐ回復すればいいんだよな」
Ｃ：　「何か思いついたのか？」
Ｚ：　「フェニックスとなんかのマテリア組み合わせて自動復活って確かできなかったか？」
Ｃ：　「ファイナルアタックのこと？」
Ｚ：　「そう、それだ。フェニックスのマテリアはナナキが持ってるんだろ？　あとはファイナルアタックさえあれば……」
Ｃ：　「……ごめん、それ無理」
Ｚ：　「なんでだ？」
Ｃ：　「マスターしたやつはユフィに盗まれて、分裂したのはカダージュたちにに奪われた……と思う。ずっと昔のことだからよく覚えてないけど」
Ｚ：　「……セフィロス？」
Ｓ：　（復活した）「文句は俺でなく三人に言え」
Ｚ：　「あんたの分身みたいなもんだろうが」
結論：　必要なマテリアがありませんでした。

対策その４
Ｓ：　「さきほどナナキの名前が出たのを聞いて思ったのだが……控えを連れて行くのはどうだ？」
Ｃ：　「控え？」
Ｓ：　「ああ。俺たちが戦闘不能になったときに交代したり回復したりする者を２、３人連れて行くのだ。そうすれば戦況を立て直せよう」
Ｚ：　「でも誰を連れて行くんだ？　召喚獣とも十分戦えて、さらに長期戦になっても大丈夫そうな暇な奴……っているな。知り合いに」
Ｃ：　「でも手を貸してくれるかな……明日にでも呼んでみるか」
結論：　とりあえず採用

５　集合

Ｓ：　「……で、集まったのがこの面子か？」
Ｃ：　「うん。居場所がわかってて暇そうな人はこれだけ」
ヴィンセント：　「集められたの間違いではないのか？　私はナブディスで眠っていたのを棺桶ごと連れてこられたぞ」
Ｃ：　「いや、あんた暇そうだったし」
ナナキ：　「オイラもスリプガで眠らされて拉致されたんだけど」
Ｓ：　「お前も暇そうだったからな」
Ｖ：　「それで何の用だ？　私たちをわざわざ呼ぶとは……」
Ｃ：　「実は（省略）っていうわけなんだ」
Ｎ：　「ああ、風水士が言ってた召喚獣か。集めたのはオイラたちだけ？」
Ｃ：　「ティファとシドは忙しいから無理だって。ユフィはレムレースに宝探しに行っちゃって連絡とれなかったんだ」
Ｖ：　「エアリスは？」
Ｓ：　「ザックスが『このままだと男ばかりで華がない』といって呼びに行った」

Ｚ：　「エアリス、力を貸してくれ！　俺たちだけだと手が足りないんだ」
エアリス：　「うーん……どうしようかな」
Ｚ：　「別に前衛としてタコ殴りにしろっていうんじゃないんだ。離れたところからこっそり回復してくれればいい」
Ａ：　「要するに回復要員なのね……でもあなたたちも回復魔法使えるでしょ？」
Ｚ：　「まあそうなんだけどな。でもクラウドは瀕死の味方に攻撃するし、セフィロスは瀕死の味方にメテオ使おうとするからな。俺一人だと回復しきれないんだ」
Ａ：　「引き受けてもいいけれど……でも安くはないわよ？」
Ｚ：　「タダじゃないのか……じゃあデート、一回！」
Ａ：　「どこかで聞いたようなセリフね。仕方ない一緒に行ってあげるわ」

Ｓ：　「確認するぞ？　まずクラウドが一人で出る。で、奴がダージャを使ってきたら俺とザックスが出て、エアリスがクラウドを回復。あとはあいつを攻撃する。もし奴のダージャで俺たち三人のうち二人以上が戦闘不能になったらヴィンセントとナナキが交代してバトルを続行。エアリスは倒れた者を回復する。あとはこの繰り返しでよかろう」
Ｃ：　「ってなんでおれが最初なんだよ。こういうのは体力の多いザックスあたりだろ？」
Ｚ：　「お前がゾディアークを仲間にしたいっていうから行くんだろ？　お前が先陣きらなくてどうするんだ」
Ｃ：　「うっ……」
Ｎ：　「ひょっとしてオイラたち出番ないかもしれないね」
Ｖ：　「運がよければな。しかしそうなるとヘネ魔石鉱の奥に行っても無駄骨になってしまう。出番があることを祈ろう」
Ｃ：　「いや、おれたちの無事を祈ってくれよ」
Ａ：　「クラウド……あなたたちは主役だから毎回出番があるけど、私たちは基本的に脇役扱いなのよ？　そして脇役にとって出番がないことはすごく辛いことなのよ。分かった？」
Ｃ：　「おれ、よくわかんないよ」
Ｚ：　「そのくらいにしとけエアリス、それ以上のギリギリ発言はまずい」
Ｃ：　「ま、まあ作戦も決まったし、行こうか」

６　決戦（前編）

Ｃ：　「このあいだの借りを返しに来たぞ。勝負だ！」
ゾディアーク：　『また来たか。先日瞬殺されたのを忘れたのか？』
Ｃ：　「あれはあんたがいきなりダージャを使うからだろ。ひどいじゃないか」
ゾディアーク：　『どんな攻撃するかは私の勝手だろう』
Ｚ：　「そうは言ってもよ。挑戦者側にとってはたまったもんじゃないぜ。せっかく苦労して凶悪なモンスターが出現するセーブクリスタルもない洞窟を通ってきたのに一撃でやられるなんてのはよ」
ゾディアーク：　『それは確かにな。しかし一人の相手を複数で攻撃するというのもいかがなものかと思うのだが』
Ｎ：　「それ、今更じゃないかな」
Ｖ：　「うむ、人間と召喚獣では強さが違うのだ。これぐらいかまわんだろう？」
ゾディアーク：　『ダメージ限界突破してるような連中が言っても説得力ないぞ』
Ｓ：　「鍛え方が違うのだ。ジェノバ細胞を持っていない連中と一緒にするな」
Ｎ：　「オイラ、ジェノバ入りじゃないよ？」
Ａ：　「私もよ」
Ｓ：　「お前たちは例外だ」
Ｃ：　「ライセンスを手に入れるためなら手段を選んじゃいられないんだ！　行くぞ！」

ゾディアーク：　『ダージャ！』
Ｎ：　「ああっ、クラウドが戦闘不能に！」
Ｚ：　「予定通りだな。セフィロス、俺らも出るぞ。エアリスはアレイズ頼む」
Ａ：　「アレイズ！」
Ｃ：　「よし、続きだ！」
ゾディアーク：　『仲間の一人を犠牲にして残りは避けるとは……対処法としては悪くないが人間としては駄目だろう』
Ｎ：　「オイラ人間じゃないよ」
Ｃ：　「言っただろ、手段は選ばないって！　チョコボキーック！」
ゾディアーク：　『ぐっ!!』
Ｚ：　「波晄撃！　セフィロス、あんたも本気を出せ！」
Ｓ：　「本家本元の……八刀一閃！」
ゾディアーク：　「調子に乗るな！　ダージャ！」
Ａ：　「今度はザックスとセフィロスが戦闘不能に！」
Ｖ：　「出番だな。ナナキ、行くぞ」
Ｎ：　「うん！」

Ａ：　「アレイズ×２！　大丈夫？」
Ｓ：　「ああ」
Ｚ：　「やっぱりあの追加効果は反則だよな」
Ａ：　「でもダージャだけじゃないみたいよ？」

ゾディアーク：　『レベル２睡眠！』
Ｃ：　「ｚｚｚｚｚ……」
Ｖ：　「クラウド、寝るな。エスナ！」
ゾディアーク：　『コラプス！』
Ｎ：　「なんの、リフレガ！」
ゾディアーク：　『甘いぞ、フェイス＆貫通グラビガ！』
Ｃ：　「フルケア！」
ゾディアーク：　『おお、回復してくれるとはありがたいな』
Ｃ：　「あ、リフレガかかってるの忘れてた」
Ａ：　「何やってるのよクラウド！」
Ｎ：　「これまでの攻撃が水の泡じゃないか。お仕置きだよ、コスモメモリー！」
Ｃ：　「うわーっ！　うう……おれは許されたい。罪って許されるのか？」
Ｖ：　「知らん。ガリアンビースト……ビーストフレア！」
Ｃ：　「ぶんどる、ぶんどる、ぶんどる……なんでラストエリクサーが盗めないんだよ！」
全員：　『「「「「「真面目に戦えーっ！」」」」」』

７　決戦（後編）

Ｃ：　「いいじゃないか。ダメージは与えられるんだから」
Ｖ：　「お前の言い方だと盗むほうが目的みたいだろうが。元々の目的はライセンスを手に入れることだ。忘れるな」
Ｃ：　「ちっ」
ゾディアーク：　『魔法障壁！』
Ｃ：　「なんだ？　攻撃が効かなくなったぞ」
Ｖ：　「オプションの効果らしいな」
ゾディアーク：　『バリアチェンジ！　更にリフレク！』
Ｎ：　「魔法まで！」
ゾディアーク：　『ダージャ！』
Ｓ：　「三人ともやられたな。ザックス、俺たちも出るぞ」
Ｚ：　「ああ。エアリスは三人を頼む」
Ａ：　「アレイズ×３！……さっきからアレイズばかりでつまらないわね。まあそのために来たんだけど」
Ｃ：　「文句言わないでくれよ」
Ｚ：　「クラウド、エクスデス召喚してくれ」
Ｃ：　「わかった。エクスデス！」
エクスデス：　『なんじゃ？』
Ｚ：　「あいつに向かってコメット連発してくれ。あんたの攻撃無属性でリフレク貫通ついてるだろ？」
エクスデス：　『分かった。コメット！　コメット！　コメット！・・・』
Ｚ：　「だれかオパールの指輪（リフレク貫通のアクセサリ）持ってないか？」
Ａ：　「私が持ってるけど？」
Ｓ：　「俺によこせ！　コラプス！」
ゾディアーク：　『くっ……オパールの指輪があったのか』
エクスデス：　『む、召喚時間が残り１０秒を切ったな。メテオ！』

（ダメージ３００００！）

エクスデス：　『じゃ、あとは頑張れ』
Ｓ：　「ふっ、３００００程度か。真のメテオというものを見せてやろう！」
Ａ：　「やめなさいよ」
Ｓ：　「いいではないか。無属性で吸収される心配もないのだから」
Ａ：　「そんな物騒なものを使わないの。ホーリー発動するわよ？」
Ｓ：　「やれるものならやってみろ。今度こそ仕留めてくれる」
ゾディアーク：　『おい、喧嘩ならよそでやってくれ』
Ｓ：　「やかましい。今取り込み中だ……とか言いつつ不意打ちフレア！」
ゾディアーク：　『ひ、卑怯な！』
Ｓ：　「ふっ、見たか、俺たちの演技力を」
Ａ：　「あら、演技だったの？　本当にホーリー使おうかと思ったのに」
Ｓ：　「……（汗）」
Ｚ：　「危なかったな、セフィロス」
ゾディアーク：　『許さん！　終のエクリプス！』
Ｚ＆Ｓ：　「「うわーっ!!」」
Ｃ：　「ぶんどる！　セフィロス、オパールの指輪借りるぞ」
Ｎ：　「戦闘不能の味方にぶんどるを使うなんて……普通に指から外せばいいだけだろ？」
Ｃ：　「止めだ！　アルテマ！」

クラウドはゾディアークを倒した！　クラウドと愉快な仲間たちは戒律王ゾディアークの召喚ライセンスを授かった！

Ｃ：　「やった……これで全部の召喚獣を手に入れたぞ！」
Ａ：　「やったわね、クラウド」
Ｎ：　「フェニックス！……二人とも大丈夫？」
Ｚ：　「ああ」
Ｓ：　「これで召喚獣集めも終わりか。これで少しはおとなしくなるか」
ゾディアーク：　『いや、まだ全部というわけではない。私たちが有名というだけで……と言っても私はほとんど知られていないが……浮遊大陸レムレースという場所に行けばさらに多くの召喚獣がいるぞ』
Ｃ：　「本当か!?レムレース……ユフィが行ってるところか」
Ｚ：　「おいクラウド。まさかレムレースに行く気か？」
Ｃ：　「ああ。召喚獣たちがおれを待ってるんだ！」
Ｓ：　「クラウド。レムレースに行くには飛空挺に乗っていかねばならんのだぞ？」
Ｃ：　「うっ……大丈夫さ。ユフィだって我慢したんだ。おれだって……」
Ｚ：　「残念だが仕事が入っててな。すぐには無理だ」
Ｃ：　「えっ!?」
Ａ：　「仕事が一段落つくまでお預けだね」
Ｃ：　「あうう……」
Ａ：　「仕事が片付けば行けるんじゃない。頑張って、ね？」
Ｃ：　「そうだな。待っててくれ、まだ見ぬ召喚獣たち！」

おまけその１
もしエアリスが活躍してたら

ver.1

ゾディアーク：　『コラプス！』
Ａ：　「痛いじゃない！　何するのよ！」
ゾディアーク：　『攻撃だが。ゲームでは無理だが、現実ではリザーブメンバーに攻撃してはいけないという決まりはないからな』
Ａ：　「だったら男を先に狙いなさい」
全員（エアリス除く）：　「「「「「おい」」」」」
ゾディアーク：　『いや、まず回復役を潰すのは戦略の基本だろう？』
Ｓ：　「まあ確かにな」
Ｖ：　「それは否定せんが……」
Ｎ：　「後が怖いよ？」
ゾディアーク：　『え？』
Ａ：　「許さないわ……大いなる福音！」
ゾディアーク：　『ええと……なぜ杖（プリンセスガード）を構えてるんだ？』
Ｃ：　「あんたが想像してるとおりだと思うよ」
Ｚ：　「まあ……死ぬな」
Ａ：　「覚悟はいいわね？　あなたが泣くまで殴るのをやめないわ！」
ゾディアーク：　『うわあーっ!!』
・
・
・
ゾディアーク：　『ううっ……（泣）』
Ａ：　「とどめよ！　ホーリー！」

エアリスはゾディアークを倒した！　エアリスは戒律王ゾディアークの召喚ライセンスを授かった！

Ｃ：　「……あれ？　おれは？」
Ｚ：　「リフレクも魔法障壁も使う暇を与えず一方的にタコ殴りにするとはな。さすがだぜ」

結果：主人公顔負け


ver.2

(省略)

Ｓ：　「まあ確かにな」
Ｖ：　「それは否定せんが……」
Ｎ：　「後が怖いよ？」
ゾディアーク：　『え？』
Ａ：　「許さないわ……大いなる福音！」
ゾディアーク：　『ええと……なぜ杖（プリンセスガード）を構えてるんだ？』
Ｃ：　「あんたが想像してるとおりだと思うよ」
Ｚ：　「まあ……死ぬな」
Ａ：　「覚悟はいいわね？　ゾディアーク……とさっきから言いたい放題なそこの５人！」
５人：　「「「「「え!?」」」」」

結果：彼らの行方を知るものは誰もいなかった……

おまけその２
もしあの人が参戦してたら

ゾディアーク：　『ダージャ！』
調査員：　「効きませんねぇ」
ゾディアーク：　『な、なぜだ？　さっきから１０回以上ダージャをくらっておいてなぜ平気なんだ!?』
調査員：　『だって黒の仮面（効果：闇属性吸収）を装備してますから』
ゾディアーク：　『だからといって戦闘不能とくらやみ、さらに通常攻撃のウィルスの効果をなぜ受けない!?　他の連中はそれで何度も戦闘不能になっているのに！』
調査員：　「日頃の行いがいいからじゃないですか？」
ゾディアーク：　『なんでだー!?』

結果：やっぱり謎な人でした

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