生きもの星紀行
ザックスガエルの冒険

大洋に浮かぶ自然豊かな謎の島。
この島に、ある不思議な生きものが住んでいるというのです。

……あっ、いました。見えますか？
この緑色の可愛らし……くもない生きもの
そう、ザックスガエルです。
つんつん跳ねたハリネズミ頭。これが特徴です。

ザックスガエルは雨季になると、こうして拍手に現われます。
この季節はザックスガエルの唯一の活動期なのです。
この活動期にザックスガエルはいろんな冒険をするのです。

Ｔ：「ちょっと待って。どうして雨季じゃないとだめなの？」
Ａ：「じつは、それにはちゃんとわけがあるんですよ。
夏にはチョコボの誕生日があって、カエルは忘れられてしまうんです」
Ｔ：「なるほど、夏になると拍手は取りカエル」
Ａ：「カエルも冬眠しそうなほど寒いわね」

さて、ザックスガエルはこの短い拍手期間にさまざまなところへ行きます。
あっ、さっそくモルボルに遭遇しました。

ザックスガエルは必死で戦います。毒状態になっても戦います。
頑張れ、ザックス。

なんとか勝利を収めたザックスガエルは沼地に行きました。
ここはタッチミーたちの集落があります。
普通なら彼らのカエルの歌は恐怖なのですが
ザックスガエルはもともとカエルなので関係ありません。

いっしょに歌って踊って、どうやら癒されたようです。

ザックスガエルは、今度はどこへ行くのでしょう。
おや、草原に行きましたよ……？

あっ、チョコボです。チョコボがいました！
そうです、ザックスガエルはいつも、ここで友達のチョコボに会うのです。

しかし草原は危険な場所です。
さっそくミドガルズオルムが出現！

ああっ、チョコボが尻尾で飛ばされてしまいました。
ザックスガエル、ピンチ！

でも、ザックスガエルも勇気はいっぱい持っています。
ザックスガエルは果敢にもカエルキックを食らわしました。

ミドガルズオルムは逃げていきます。
ザックスガエル、えらい！　頑張ったね。

戦い終わったあと……ザックスガエルはひとりぼっちになってしまいました。
みんなどこに行ったんだよ、と寂しげに突っ立っています。

遠くをアンジール天使が飛んでいきます。
ザックスガエルが羽が欲しいと思うのはこんなときです。
空を飛ぶのも気持ちよさそうだなと考えているかもしれません。

おや、チョコボが戻ってきました。なにか連れています。
どうやら、途中でリユニオンしてきてしまったようです。

変なものが増えましたが、彼らは仲よく平和に草原で過ごすことにしました。

誰も知らない大洋に浮かぶ自然豊かな謎の島。
雨季だけに現われる謎の生きもの、ザックスガエル。
その儚い存在感を必死で大切に守り抜く健気なカエルなのです。

生きもの星紀行
〜ザックスガエルの冒険
終わり

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