FF7 MEMORIES

　ダメだって言ったろ！　スノーボードと地図がなければ、きっとこの先で行き倒れになってしまうぞ。

　この村は、しばらく閉鎖だ！

　素直に従う

悪く思うな、これも仕事なんだ。

　こいつをぶっ飛ばす

やめるんだ、子どもたちがいるだろ！　うーむ、おまえには関係ないが、ここよりさらに北でなにかが始まるらしいんだ。本社から社長もいらっしゃる。混乱を避けるためだ。我慢してくれんか？

「スノーボードで遊んでいたら、怪我をしちゃって、しばらく外へ出られないんだ……グスン。お兄ちゃんに、スノーボードをあげるよ」

　上手になったら、教えてね。
　わたしにも教えてねっ！　お願いよ。

　さっきは逃げ出してしまって……なにかやばそうな感じだったんでな。それより、むこうの坂を下るにはスノーボードでもなければ無理だぜ。乗りかたを教えてやろうか？

　頼もうかな

もう一度説明しようか？（頼む／遠慮する）

　興味ないね

わかんねえやつだな……怪我しても知らねえぜ。

「気をつけろよ！」

「う……なんとか飛び越したようだな……みんな、大丈夫か？」

　あたりまえだ。
　ええ、なんとか。
　耳のなかに雪が……。
　だ〜っ！　たまんないよっ！
　ちと、ずれたかな。
　ああ、大丈夫だ。
　やってらんねえぜ、まったくよー。

「いったい、どこへ落ちたんだ？」

　かなり大きくジャンプできたようだ……。
あまり大きなジャンプにはならなかったようだが……。
まったくジャンプをできなかったようだ……。

　おう、あれだ！　なんかもらったよな。□ボタンで見ようぜ。
　そういえば、地図をもらったわよね？　□ボタンで地図を見ましょうよ。
　こういう時こそ地図！　□ボタンで広げろよ。
　ほな、地図でも見よか。ええからはよ広げえな。□ボタンや。
　地図で確認すべきだな。□ボタンで見てくれ。
　地図だ、地図！　□ボタンで見てみろよ！

「それにしても、ものすごい寒さだ！　あまり長くいると凍えてしまうな」

　これを渡るしかなさそうだ……。（仕方がないな／その気にならないな）

　ここだけ凍っていないな。（さわってみよう／先を急ごう）なるほど、温泉か。

　ああ……よくもあの汚い温泉にさわった手で、このわたしに触れたな。おまえたちは許さないぞ。［温泉にさわっていない：　……お帰りください］

　なんだかまずそうだな。（突っ走る／ちょっと待て！）

　見わたす限りの大雪原か……これは、へたに歩けないな。……目印をつけながら歩くとしよう。

　おおっ、これは珍しい！　人に会ったのは何年ぶりだろう……。おっと失礼！　私の名はホルゾフ。この地に住みついてもう二十年だ。よければ、むこうの部屋で寂しい山男の独り言を聞いてくれんか？［運びこまれた：　気がついたようだな？　きみたちは大氷河で倒れていたんだ。無事だったのは奇跡だな。私の名はホルゾフ。この地に住みついてもう二十年だ。これから先、北に向かうつもりなら私の話を聞いていきなさい］　立ち話もなんだから、むこうの部屋に行こう。きみたちは絶壁に挑んだ男たちの話を聞いたことがあるかい？

　はい

私と友人ヤマスキーが初めて絶壁に挑んだのは三十年前のことだ。

　いいえ

この地には大昔になにかが空から降ってきたという言い伝えが残っているんだ。どうやら、そのときに大地が盛りあがってできたのがこの絶壁らしい。三十年前、私は友人ヤマスキーと絶壁のむこうを見るために、あの険しい壁に挑んだ。

　しかし、私らは無知すぎた。ある程度の寒さは予想していたが……あの絶壁には凄まじい寒気が嵐のように渦巻いているんだ。寒気が体温をどんどん奪ってゆく。私の下を登っていたヤマスキーは自分でザイルを切って……私はそれに……気づきもしなかった……以来、私はこの地に移り、絶壁に挑みつづけ、同じ仲間に注意と、ほんの少し休息を提供しているんだよ。もしあの絶壁を登るつもりなら注意することがふたつある。ひとつめは、雪に覆われて見つけにくくなっている登山ルートをよく確認すること。ふたつめは、絶壁の途中の棚に着いたら、必ず下がった体温を回復させること。わかったかい？（もう一回、説明してくれ／はい）　ここに来るまでかなり体力を使ったんじゃないのかい？　少し休んでから出発しなさい。

　ちょっとよ、考えたんだけど、聞いてくれねえか？

　なんだ？

……こういう風景を見てるとよう、自然ってやつはほんとすげえんだなって思うんだ。こんなところに住めって言われたら、オレは迷わず勘弁してくれって答えるぜ……でも、もし住むことになったら、きっといろいろ工夫して居心地よくしようとすると思うんだ。そんな人間の工夫の行き着いたところが……ミッドガルなのか。そんなふうに考えちまうと、神羅のなにもかもが悪いとは言えなくなっちまう……うぉぉぉおおお！　オレとしたことが、なんてこった！　神羅が悪くないだあ？

　あとにしてくれ

　俺たちがルートを確保する。あとから来てくれ。

　こんなところに立ってるとよう……星はオレたちの味方じゃねえって気がしてこねえか？　もちろん敵なんかじゃねえけどよ。なんつうか、人間なんか相手にしてねえっつうか……。
　こんな吹雪なんてへっちゃらよ！　そうでも言ってないと……もう……。
　絶壁登りきったらどうなってんのかな？　見たいな〜。
　う〜、こんな寒いところ、もう耐えられない！
　これ、秘密情報ですけどな。ルーファウスさんも、まもなく到着しまっせ。
　絶壁のむこうにはなにがあるのか……。
　クッソーイ！　空を飛べればよ、絶壁なんてヒューッなのによっ！

　俺はあの坂をスキーで挑戦してみようと思ってるんだ。

　俺たちにはやっぱりサーフィンがお似合いさ。なんてたって、水着しか着る服持ってないんだから。
　長い旅してわかったよ。この町の海が最高だったってことがさ。見慣れちゃったり、近づきすぎたりしてさ、そこにあるのが、あたりまえみたいになると、わからなくなることってあるよな。ま、そんなわけで舞い戻ってきたわけよ。

「大昔にできたクレーターか。かつて、空からなにかが落ちてきてここにぶつかった。星に傷ができたんだ」

　このすげえ量のエネルギーは星の傷を治すために集まってくるわけか。
　この傷を治すために、たくさんのエネルギーがここに集まっているのね。
　星のエネルギーがここに集まっているんだね。大昔にできた傷を長ーい時間をかけて治してるんだ。
　……アタシにもわかるよ。傷を治すためにエネルギーが集まってきたんだ。ここにさ。
　傷を治すためにエネルギーが大量に集まってきたわけか。
　すげえもんだな。その傷を治したくって、エネルギーがここに集まってきたんだ。

「セフィロスはあの大切なエネルギーを奪って、メテオを使おうとしている。今度はこの程度の傷ではすまない……」

「……セ……セフィ……ロスのも……と……へ……」

　クラウド、待って！　わたしも連れていって。セフィロスと決着をつけるんでしょ？　わたしもセフィロスのせいでいろいろ……失くしたんだから、だめって言わないでね……。［ティファがパーティにいる：　セフィロスと決着をつけるときが来たのね。わたしもセフィロスのせいでいろいろ失くしたわ……急ぎましょう！］
　仕方ない……。

　あとは任せたぜ！
　みんなを呼びにいってくるよ。
　アタシじゃ気に入らないってのかい？
　みんなを呼びにいきますよって、先に行っとくんなはれ。
　油断するなよ……セフィロスは……近くにいるのかもしれない。
　ありがたいぜ。ひと休みするか。

「あれは……」

「ついに見つけたな」
「キャハハハハ！　キャハハハ……ハハハ……ハア……ハア……ほんと、すっごいわね……」
「まさにプレジデントが探し求めた約束の地！」
「だが、手に入れるのは私だ。悪いな、親父」
「クックックッ……あの場所は誰のものにもならん。……リユニオンの終着点……みんな集まれ、か。セフィロス……会えるのかな？」

「気流が収まるタイミングを見て渡らないと、はじき飛ばされちゃうわ！」

　グ……フ……ッ……セフィ……ロ……ス……。
　う、うわ〜っ。