モンスター集めにＦＦ１３−２

ベヒモステーキ

Ｃ：　「考えてみればさ、ベヒーモスってメタモルフォーゼしないんだよな」
Ｚ：　「そうだっけ？」
Ｃ：　「そうそう、キングベヒーモスは二足歩行するかもしれないけど、ただのベヒーモスは、ほら、姐さんとホープ君（少年）できっちり仕留めることができたじゃないか」
Ｓ：　「だからノエルとセラでも仕留められるはずだと？」
Ｃ：　「そういうことだ。というわけで会いに来たぞ、ベヒ――うおっ!?　バックアタックしやがったな！」
Ｚ：　「先制は取れなかったか」
Ｃ：　「まあいい、大平原の弱肉強食世界でちょっとだけ揉まれてきたおれたちにとって、おまえなんか敵じゃない！」
Ｓ：　「カメには踏まれ、ジャボテンダーに針だらけにされて泣いて帰って来たというのに」
Ｃ：　「泣いてないよ！――よっしゃ、ベヒモステーキ一丁あがり！　そしてクリスタル！」
Ｚ：　「ってことは？」
Ｃ：　「ベヒーモスが仲間になった！」
Ｓ：　「なかなか強そうではあるが……」
Ｃ：　「まあアタッカーだけど……いま手持ちのおやつをぶちこむだけぶちこんでもなお、レベル23のチョコボに追いつかない。攻撃力だけ見ればハングリージョウのほうが遥かにあるよ」
Ｚ：　「ジョウのほうが反則なんだよ。レアモンスターってだけあって、たぶん終盤まで使えるんじゃないか、こいつ」
Ｃ：　「そうか、最後までよろしくな、ジョウ！　ってことで、ついでにベヒーモスの牙を手に入れたから渡してこよう」
Ｓ：　「通りすがりのお使いを引き受けるだけでフラグメントがもらえるというのも妙な話だがな」
Ｚ：　「冥碑のミッションみたいなものだろ」
Ｃ：　「この通りすがり、まさかシ骸じゃないだろうな？」