モンスター集めにＦＦ１３−２

地図塗りは楽しい

Ｃ：　「ふっと思ったんだ。ヲルバ郷もそうだったけど、カイアスの出てくる世界って難易度が低いんじゃないか？　しょっちゅうエンカウントして、ほぼ強制戦闘と言えるほどモグクロックがまわるのが早いくせに、バトルそのものは四、五秒で終了」
Ｚ：　「ってことは……」
Ｓ：　「素直にストーリーを追いかけていれば、勝てない相手とエンカウントするような場所に行かずにすむということでは？」
Ｃ：　「ストーリーを追いかけろっていっても……なあ？」
Ｚ：　「ヒストリアクロス見てもわかるだろ。前作と違って一方通行でもないし、強制ルートもないんだよ。あいているゲートならどこでも好きなところ行けっていうスタンス」
Ｃ：　「そしてどこに強敵が潜んでいるかわからないし、適正レベルの指標もない。行ってみて、『あ、こりゃ無理だ』と思ったら別のところへ行けばいいという」
Ｓ：　「リスタートを切りまくっても、マップに足跡をつけてまわっているくせに」
Ｃ：　「いや、なんていうか……幻水４の頃からマップ塗りが楽しくて。色が変わってないマップを見ると、ついついイベント後回しにして、全滅すれすれで逃げるのを繰り返そうと、足跡をつける癖がついてしまった」
Ｚ：　「まあこのアカデミアじゃ、それほど全滅の危機はないけどな」
Ｃ：　「大平原（嵐）は苦労した。というわけで、この新都アカデミアの地図職人の依頼、まさにぐうたら向きじゃないか。すべての世界のマップを塗り替えて、こいつに話しかければいいんだろ」
Ｓ：　「それはそうだが……」
Ｃ：　「なんだよ」
Ｚ：　「まずはこのアカデミアの迷子状態をどうにかしないと」
Ｓ：　「同じところをぐるぐるまわっているだけでは、地図は完成せんと思うぞ」
Ｃ：　「うわーん……」