モンスター集めにＦＦ１３−２

ゴルギュラ

Ｃ：　「さて、と……」
Ｚ：　「なんか気合いが入ってるな」
Ｃ：　「ヤシャス山AF0X、ゴルギュラ再挑戦だ！」
Ｓ：　「シ骸討伐か……」
Ｚ：　「あれ、めっちゃくちゃ強かったじゃねえか」
Ｃ：　「だから再挑戦だってば。過去四、五回、どうしても死の宣告かけられて、フェニックスの尾で回復しつつも、あいつ、HP少なくなったら一撃でこっちを戦闘不能にしてくる強力ぶり！」
Ｓ：　「しかし、ロールも育っていないだろうに」
Ｃ：　「それでもノエルのアタッカー、ブラスター、エンハンサーはレベル50まで育てた！　セラはジャマー、ブラスターがレベル50、ハングリージョウはレベル36、ナラシンハはそりゃ、まだレベル18かもしれないけど！」
Ｚ：　「……無理って気がする」
Ｓ：　「おそらくな……」
Ｃ：　「というわけで――ぎゃっ、一発エンカウント！　まずはトリニティユニオン(JEH)、妨害と強化、初期ダメージの回復！」
Ｓ：　「いちおう、デシェルとデプロテは入るのか」
Ｚ：　「それ以外は確認できてねえけどな。ちなみに解説書読んだら、デフェイとデプレイって名前に変わってたぞ」
Ｓ：　「前作の名称をそのまま使うことはできんかったのか？」
Ｚ：　「さあ？　大人の事情じゃね？　まあ混乱するから、自分的には前作のをそのまま呟いてるけど」
Ｃ：　「よっしゃ、ブレイク！」
Ｚ：　「えっ、もう？」
Ｓ：　「ブレイク、300％なら楽だな。意外に行けるのか？」
Ｃ：　「とはいえ、前回もブレイク一回めはHP半分も削れなかったんだよな。今回は行けるか？　みんなHPが半分ずつになっちゃってるけど、いいや、そのまま押せ押せ！　やった、三分の二削ったぞ！」
Ｓ：　「だが、これからだろう」
Ｚ：　「だな……」
Ｃ：　「うるさい、今度は強化なくていい、とにかくやるんだ、カタストロフィー(BBJ)……おっし、弱体入った！　ラッシュアサルト(ABB)――の前に執拗なる計略(JHH)！　チェーンを下げずにおいて回復、回復、よし、またラッシュ、二度めのブレイク！」
Ｓ：　「ほうほう、どうにか八割がた削ったようだな」
Ｚ：　「行くもんだなあ」
Ｓ：　「む……なにかやり出したぞ」
Ｚ：　「やっぱり死の宣告だよ……」
Ｃ：　「もおおおおお！　しょうがない、セラ、早く戦闘不能になってくれ！」
Ｚ：　「ひでえな」
Ｃ：　「セラとノエルと戦闘不能になる時間差があれば生き残れる！　ほら、フェニックスの尾！　そしてリーダー交代、フェニックスの尾！」
Ｓ：　「とやっているあいだにハングリージョウの弱体がひどいことになっているが」
Ｃ：　「いいよ、戦闘不能になってフェニ尾で回復すれば消える！」
Ｚ：　「おまえな……」
Ｓ：　「弱体がひどいことになっているのは全員なのだが」
Ｃ：　「しょうがないだろ、万能薬はひとつしか消せないうえにひとりずつ、しかもどの状態異常を解除するかの選択ができないっていう、この戦闘ではほとんど役に立たないし！　エスナはふたつしか消せないし！　しょうがないからダル以外は放っておいて、とにかくチェーンを下げるな、攻めるんだ！　ゴルギュラのHPを見てみろ、ほんの、あと0.5ミリじゃないか！」
Ｚ：　「まあ、ほとんど残ってないとは思うけどさ」
Ｓ：　「そのあと少しが届かん、と」

どごん！

Ｃ：　「どはっ!?」
Ｚ：　「あーあ……なんか強力な全体攻撃食らったな？」
Ｓ：　「全員いっぺんに戦闘不能。いまは死の宣告はなかったから、まじめに最後の大技というところではないか？」
Ｚ：　「こっちのレベル50のロールがいくつかあってもだめなのか……モンスターの仲間は育ちにくいしな。どんだけ終盤のお使いなんだ、これ？」
Ｃ：　「……ちくしょおおおおおお！　シ骸なんて大嫌いだああああ！」