モンスター集めにＦＦ１３−２

操作は慣れるしかない

Ｃ：　「しょっぱなから雑魚戦、アタナトイかー！　懐かしいなあ。よし、お得意のトラディザスターで――」
Ｚ：　「いや、まだパーティ、ふたりだからできないだろ」
Ｃ：　「くそ、ヒーラーのロールもないし。えいっ、ポーション！　とっとと斃せ！　ちぇっ、星がつかなかった」
Ｚ：　「まあ文字を判別するのに棒立ちになったからなあ」
Ｃ：　「けどオプティマ？　が……どうなってるんだ？」
Ｚ：　「最初に編成して見ておけよ」
Ｃ：　「まだチュートリアル段階みたいなものだもん。メニューなんて開く余裕なかったよ」
Ｓ：　「とにかく、いまはひらけるだろうが」
Ｃ：　「ええと、オプティマ編成、編成……あれ、ないない、ないよっ？　どうなってるんだ？　まだ編成はできないってことか――ぎゃーっ、上からモンスターが降ってきやがった！」
Ｚ：　「モグの時計が緑のうちに！」
Ｃ：　「えいっ！　ああっ、スカッてる！　目の前にいるのに空振りしてどうするんだ、セラ！」
Ｓ：　「おまえが操作しているせいだ」
Ｚ：　「今度の雑魚戦はシースルーじゃないんだな」
Ｓ：　「らしいな……で、いつまで空振りを続けるのだ」
Ｃ：　「いや、カメラの操作が……」
Ｚ：　「リバースのほうが慣れてるんだから、そっちに設定しなおせよ」
Ｃ：　「わ、わかった、メニューを――うぎゃ！　リスタート、タイムリミット!?　なんだそれ!?」
Ｓ：　「なるほど、強制戦闘になるわけだ」
Ｃ：　「雑魚のくせに！　うりゃー！」
Ｚ：　「セラ、強え……」
Ｓ：　「まあ、あのライトニングの妹だからな」
Ｚ：　「この子もライトニングのように育つのか……で、おまえ、なにを同じところぐるぐるぐるぐる」
Ｓ：　「しょっぱなから迷子か？」
Ｃ：　「いや、地図がまわらなくなったから、すごくわかりやすいんだけど、あの上に行く道はどこから……って迷ってるうちにエンカウントするし。あそこの宝箱はどうやって取れば……っていうか、海の上に出てきたやつに、どうやって斬りつければいいのさ！」
Ｚ：　「お供のモンスターが陸上のほうにいるだろ」
Ｃ：　「うぉっ、背後から飛びかかってくるとは！　エンカウントしたら、カメラ引いてくれないかな、どこになにが現われたのやら全然わからない」
Ｓ：　「だからといって、まっすぐ正面から体当たりすることもなかろうが」
Ｃ：　「急に止まれるわけないだろ。しょうがない、まずはモンスターを片づけて、と――あれ？　いま、ぴこんて」
Ｚ：　「トロフィーだ。ブレイクマスターもらってるぞ？」
Ｓ：　「……毎回、ブレイクだけはしていたからな」
Ｃ：　「こんなしょっぱなでもらえるトロフィーもあるのか……というわけで……どこからどう行けば隕石の場所に辿りつくんだよ！」
Ｚ：　「たぶん見落としてるものがあると思うぜ」
Ｓ：　「うむ、そこの坂道をぐるりとまわるぐらいの試みはせんか。ジャンプポイントもない場所で飛び跳ねておっても上の道には行けん」
Ｃ：　「行けそうな気がするのに……くすん……」