モンスター集めにＦＦ１３−２

なにもかも忘れた！

Ｃ：　「じゃぼ……じゃぼはどこ……」
Ｓ：　「いきなりなんの呪文を唱えているのだ」
Ｚ：　「あんまりにも、ほんとにあんまりにも久々すぎて、FF13-2、どこまでやったのか忘れたどころか、宿敵のジャボテンダーの位置までわからなくなったんだと」
Ｓ：　「ああ……たしかジャボテンダーへの対策を考えている途中で、なんだかんだとPS３をいったんネット隔離していたのだったな……」
Ｚ：　「そう、おかげでFF13-2再開するまでが大変だった。やろうと始めた途端にシステムアップデート、しかも真夜中なものだから回線混んでる混んでる。エラー、エラー、エラー」
Ｓ：　「……まあ、つないだのが２年ぶりでは、相当な量のアップデートが待っているだろう」
Ｚ：　「まあな。それが予想できたもんだから、半年ほど前に『やってみるかなー』と思い立ったものの、その時間を想像しては放り出し、そしてずるずると」
Ｓ：　「ずるずるしたぶんだけ、アップデートがすごいことになるだろうに」
Ｚ：　「だから、すごいことになったんだよ。ゲーム始めるまで、じつに六時間かかった」
Ｓ：　「そこまでしてやるものなのか。というか、六時間？」
Ｚ：　「ほとんどはエラーのせいだ。そしてFF13-2そのもののアップデートもあった」
Ｓ：　「なるほど。二年ぶりだからな」
Ｚ：　「うん、二年ぶり」
Ｓ：　「そもそも、バトルを忘れているのではないのか」
Ｃ：　「うるさいっ！　もういいよ、ニューゲーム！」

＊＊＊

Ｃ：　「というわけで、お久しぶりです。あけおめ！」
Ｚ：　「おめっとさん。長いこと引きこもっててごめんな」
Ｓ：　「うむ、ついついライフストリームの居心地がよくてな。新年を迎えてようやくリユニオンを果たし――」
Ｃ：　「違うだろ」
Ｚ：　「まあとにかく、こういう感じでまたFF13-2のおふざけプレイ記やってみることになったんだが……いまとなっちゃ、何年前のゲームだって話だよな」
Ｃ：　「ただ以前やってた感じからすると、どうもこのゲーム、ストーリー順にやらなくてもよさそうなので、まあたぶん、ぐうたらお気に入りのモンスターとの対決のときだけ、なんか報告〜♪という形でぽつぽつ出現するかと思います」
Ｓ：　「確か、モンスターを捕獲していくゲームだったな」
Ｚ：　「違う」
Ｃ：　「えっ、違うのか？」
Ｚ：　「どういうゲームだったか全然憶えてないだろ、おまえら」
Ｃ：　「チョコボを戦闘メンバーにしたことは憶えているぞ」
Ｓ：　「ケット・シーもいたのではなかったか？　あと、ジャマー役だの、エンハンサー役だの」
Ｃ：　「うーん……名前が思い出せないけど、うん、モンスターたちはロール一種類しかないから、ステージごとにとっかえひっかえ……あ！　ハングリージョウにはお世話になったぞ」
Ｚ：　「なんでハングリージョウだけ憶えてるんだ……」
Ｓ：　「やはり腹ペコ仲間ということでは」
Ｃ：　「とにかく、当面の目標はジャボテンダーに会うことだ」