モンスター集めにＦＦ１３−２

依頼はうっかり引き受けるもんじゃない＠ヤシャス山AF01X

Ｚ：　「カイアス、あっさり斃しやがった」
Ｓ：　「レベルでごり押しとはこのことを言うのだな」
Ｃ：　「遊んでたら、いつのまにか強くなってただけだよ」
Ｚ：　「いつのまにかってわけはないだろ。クリスタリウムいじらない限り能力はあがらねえんだから」
Ｃ：　「だから、たとえばビルジ遺跡AF300でトンベリと遊んで自滅祭りしてたら、いやでもレベルを上げざるを得ないじゃないか！」
Ｓ：　「自滅はともかく、祭りは開催するな。時間の無駄だ」
Ｃ：　「いずれにしろ、新しいゲートがひらいたから行ってこよう。ホープくーん、会いたかったよ！」
Ｚ：　「なんていうか、この山はほんとに平和だなー。お、通信機が見つかった。AF010のほうのフラグメントがひとつ、これで回収。あと、花を手に入れていたので、この場でこのマップのフラグメントのひとつが簡単に解決」
Ｓ：　「しつこくうろついていた甲斐があったというものだな」
Ｃ：　「そうそう、メンバーも強くなったからベヒーモスが出てきても楽勝」
Ｚ：　「ってことで、さっそくそれらしいシルエットがエンカウントしたぞ」
Ｃ：　「よし、来い――あれ？」
Ｓ：　「色が違うな」
Ｚ：　「ナラシンハだ」
Ｃ：　「レア仲間ああああ！　ゲット！」
Ｓ：　「レアなのか……それにしてはチョコボよりも弱いぞ」
Ｚ：　「チョコボは育ててるからだろ」
Ｃ：　「そういうこと。で、オーブ系の育成アイテムがいまはすっからかんだから、おまえはしばらく待機だな、ナーちゃん」
Ｓ：　「その呼びかたは、ナラシンハには不本意では？」
Ｚ：　「いじめじゃね？　その図体で横に立たれるのがいやなんだろ」
Ｃ：　「うるさい！　というわけで適当にフラグメント回収のお使いを引き受けつつ――わあ！　いきなりフラグメントバトル！」
Ｚ：　「ゴルギュラ……引き受けてたんかい！」
Ｃ：　「いや、その……」
Ｓ：　「以前も勝てない勝てないと苦労していたくせに」
Ｃ：　「だから、いや、その……まあいい、とにかく行くぞ！」
Ｓ：　「……いちおう強敵だとは思うが」
Ｚ：　「頑張るなあ。あれ？　ヒーラー役、ケット・シー降板か？」
Ｓ：　「いや、青雲の志士で回復をセラとノエルで担当させるようにしたらしい。いつもぎりぎりまで回復せんから、このパラダイムのときにはケット・シーのHPがネックになるといって」
Ｃ：　「頑張れ、チョコボ、おまえが攻撃してくれている限りはチェーン維持できる。よいしょ、よいしょ、万能薬、万能薬、フェニ尾、フェニ尾――ラッシュアサルト、青雲」
Ｚ：　「アイテム使いまくってるんだが」
Ｓ：　「もつのか？」
Ｚ：　「さあな……すでにフェニ尾がない」
Ｃ：　「うう……もう少しなんだ、もう少し――ぎゃっ、死の宣告やられた！」
Ｓ：　「……敗因はフェニックスの尾の在庫切れか？」
Ｚ：　「それもなんだか、情けないぞ……」
Ｃ：　「ちくしょう、憶えてろー！」
Ｓ：　「その捨て台詞で締めるのもいいかげんにせんか」