ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

ばんざい

Ｃ：　「聞いてください！　ついにキリル＆４様盗掘団が、Ｓランク全オベル遺跡制覇ですニャ！　模型が全種類そろったよ。コレクターレベルあーっぷ！」
Ｚ：　「なんか、いろいろ突っこみたいけど」
Ｓ：　「とりあえず、いつのまにチープー猫になったのだ、おまえは」
Ｃ：　「チープーといえば、いったんものすごい金持ちにしてやったのに、エックス商会の依頼を片づけてるうちにまた究極の貧乏になったぞ。なんにも品物がなくなっちゃった」
Ｚ：　「そうだろうなあ……」
Ｓ：　「まあ金持ちになったら、なんだこの調子こいたドラネコはという態度だったからな。貧乏のほうが好感が持てる猫になっている」
Ｃ：　「うんそう、思わず夕飯の残りをあげたくなるタイプだ」
Ｚ：　「あげるなよ……そういうのは近所迷惑にも発展しかねねえ危険性があるんだから、気をつけてな」
Ｃ：　「チープーが住んでるのは無人島だろ」
Ｓ：　「４主も住んでいるがな」
Ｃ：　「夕飯のたびにカニとバトルしているようなサバイバル島で、どうして近所迷惑なんて話に」
Ｚ：　「いや、ごめん。問題にしている次元が違ったんだ。おれが悪かったよ」
Ｃ：　「まあそんなわけで、チープーは４主のカニ御飯のご相伴に与かってのんびり暮らすといいよってことで……現在４様レベル47、キリルが45、ほかが36あたりをうろうろという状態。１周めよりレベルのあがりかたが遅いような気がするんだけどな」
Ｓ：　「む、そういえば、オベル遺跡の属性の間を網羅した頃にはもう、４主はレベル50カンストしていたな」
Ｃ：　「だろ？」
Ｚ：　「そりゃおまえ、装備組みあわせて強キャラ作りまくってりゃ、戦闘での行動回数が極端に減るに決まってる」
Ｃ：　「ああそうか、なるほど……ラズリルメンバーがそれぞれエレメントの精を一人一匹、一撃で斃していったのにはちょっとびっくりだったけど」
Ｓ：　「そこまで強くなったのか？」
Ｃ：　「技使いまくりだけどね……通常攻撃だと当たらないことが多いから。とにかく、オベル遺跡の深部で正面からでも当たるのは４様とスノウだけだよ」
Ｚ：　「スノウは当たるのか」
Ｃ：　「うん、めちゃくちゃ当たる。エレメントの精に正面からでも命中90％以上を叩き出してくれるから、楽で助かるよ。さすがに同レベルで４様より技が高かっただけある。レベル50にしたときの数字が楽しみだ」
Ｓ：　「やはり全員レベル50をめざしているのか……」
Ｃ：　「もちろん。とにかくＳランク制覇を果たしたからには、これでもう、効率よく敵を斃す方法をあれこれ考えずにすむ。離脱もなんのその、何回魔法食らおうが、瀕死に陥ろうが、死亡さえなければよしという戦いだ」
Ｚ：　「ってことは、あと残ってるＳランク賞品は……」
Ｃ：　「うん、ラスダンだけだ」
Ｓ：　「レベルをあげすぎると、かえって取れなくならんか？」
Ｃ：　「えっ……？」
Ｚ：　「獲得経験値が皆無になるから、大ダメージ連続狙い行くしかないぞ」
Ｃ：　「はっ……？」
Ｓ：　「位置取りを研究せんとな」
Ｚ：　「協力攻撃、溜めとけよ」