ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

３周めを駆け抜けて

Ｃ：　「さてさて、３周めは十二時間でクリアしました。キリルの最終レベル36、おかげで無事、イスカスの腕輪をゲットできたよ。やっぱり獲得経験値が多いとＳランク取りやすいなあ」
Ｓ：　「たったそれだけでクリアできるのか」
Ｃ：　「周回プレイでイベントカットできることが前提で、最低人数、強制バトルのみで進めた結果。ただしシメさん救出マップで三回全滅リトライしているから、一、二時間ぐらい無駄にしてるとは思うけど」
Ｚ：　「シメさんか……」
Ｓ：　「シメオンか……」
Ｃ：　「うん……なんていうかさ、シメオンはシメオンだよな、やっぱり。まあ、そういうわけで４周めはまたオールキャラ、レベル50をめざしつつ、装備をひたすら掘りまくろうと決めてるわけだけど」
Ｓ：　「けど？」
Ｃ：　「３周めを最少人数、最少バトルで駆け抜けてきたせいか、４様いるだけで、なんだ、この安心感！」
Ｚ：　「ああ……確かに、攻め型のバトルだったら４様は重要＆反則ユニットだもんな。３周めはだいたい、陣を慎重に組みながら、守りながらってやってたっけ」
Ｃ：　「そうなんだ。カレルロン研究所のお魚地獄を終えたところで、４様はまだレベル17でキリル以下、スキル枠が少なくて再移動もできないっていうのにオベル遺跡地下３階まで行っちゃったよ！　安心しすぎて玉砕しました！」
Ｚ：　「攻めこんで玉砕すんな。みんな無事だったんだろうな」
Ｃ：　「ちゃんとセーブせずに電源切ったよ」
Ｓ：　「……つまり死亡者が出たわけか」
Ｚ：　「ラプソの唯一怖いところだよな、オベル遺跡って」
Ｃ：　「というわけで、どんどこさっさと……ミドーの浅瀬、ライオンさんのマップ、強制出撃のキリル＆コルちゃんのほかには４様（Lv.28）、セドリック（21）、ゲイリー（20）＆エマさん（20）夫婦、ユウ先生（21）＆キャリー（23）で見事にＳランク。ほんとに４様いるだけで、こんな阿呆なスタメン交代なしバトルができるわけだ！」
Ｓ：　「前衛がふたりしかおらん……」
Ｚ：　「安心しすぎだろ、攻撃できないのがほとんどじゃねえか！　まあ、コルちゃんに火か雷つけておけば戦力にはなるかもしれねえけど……」
Ｃ：　「甘いな、コルちゃんの紋章は相変わらず水と大地だ」
Ｓ：　「………」
Ｃ：　「まあ、ひやっとしたのは、さすがに魔法使い三人を詠唱前に止めることができなくて、まとめて大爆発食らってコルちゃんが瀕死、キリルが庇ってなんとかHP３で生き延びたときだったりする。こういうときにユウ先生（神速のアンクレット＆疾風の紋章つき）のありがたみが出てくるわけだ」
Ｚ：　「だからさあ……」
Ｃ：　「そのくらいのスリルを作るのが醍醐味だろ、ただアイテム回収だけの周回プレイなんて、どこが面白い！」
Ｓ：　「わかった、わかった……だが、せめて本シナリオ以外でお遊びはやらんか？　それではさすがにマルティンも、『愚弄するか』と怒り状態になるだろうが」
Ｃ：　「ああ、それでキリルとの一騎打ちのとき、あんなに怒ってたのか」