ちょこぼのパルス探訪

チョコボの歌！

Ｃ：　「か、感動だー!!」
Ｓ：　「どうした」
Ｃ：　「チョコボの……」
Ｚ：　「チョコボの？」
Ｃ：　「チョコボのテーマに歌詞が!!」
Ｓ：　「なんだと？」
Ｚ：　「どんな？」
Ｃ：　「聞き取りたかったけど、ぐうたらの聴力では無理だった……ヘッドホンでやってるんだけどさ、ほら、右耳聞こえないから」
Ｓ：　「む、仕方がない。いつかどこかで歌詞を知る機会もあろう」
Ｃ：　「うん、とにかく歌になってたということが感動なんだ！　ああ、チョコボ……」
Ｚ：　「それにしても、ひなチョコボでミニゲームとも言えないミニゲームがあったな」
Ｃ：　「ああ、うん。シナリオのついでって感じだけど、可愛いかったからいい」
Ｓ：　「そして例のごとく召喚獣にゲームオーバーされたと……」
Ｃ：　「いや、召喚獣は素直にゲームオーバーになっておくのがいいよ。一回めでライブラかけまくっておいて二回めで対処する。ATBスロット消費しないとはいえ、ライブラだけで時間食ってると間に合わないから」
Ｚ：　「そのうち、詰んでどうしようもなくて攻略サイトのお世話になるかと思ってたけど、意外にするすると進んでるな」
Ｃ：　「うん、いま三人パーティになったから楽だぞ。頑丈な敵には、ブレイク後、ライトニングとファングそろってアタッカーにして打ちあげ空中戦がお気に入りだ。ファングの攻撃に合わせて△ボタンで調整すると、敵はなにもできないままぼっこぼこ。そうしてヴァニラとちびチョコボ救出まであと少しってところまで漕ぎつけた」
Ｓ：　「サッズを忘れているぞ」
Ｃ：　「おれにとっては、ちびチョコボが問題なんだ！」
Ｚ：　「はいはい」
Ｓ：　「それにしても、三人パーティで楽とはいえ、そろそろ戦闘評価が厳しくなってきたようだな」
Ｃ：　「うん。★が取れなくなってきたなと感じてきたら、CP使って成長させながらやってきたけど……やっぱり姐さんだけじゃなくて、ほかの人の装備も改造しなきゃだめ？」
Ｚ：　「って、おまえ……なんでそんな偏った改造を……」
Ｓ：　「ライトニングの武器がレベル17で、ほかが５だの４だの、どういうことだ」
Ｃ：　「防具は平均してるだろ。姐さんの武器がそうなったのは……素材でなんか、レベルチェンジ？　できるみたいなもの手に入れたから、どれか★マークがつくまでやってみようとした結果、持てるだけの全素材投入してもそこまで育たなかったっていう……組みあわせが悪いのかな？　最初の頃、やたら改造したり解体したり、無駄遣いしたし」
Ｚ：　「組みあわせか……そればかりは情報仕入れないと、素材がもったいない。で、ドロップしたアイテムだけで間に合わせたのか？」
Ｃ：　「うん。もっとマップを戻ったりして素材集めしておけばよかった。ショップでも買えるんだけど、買おうと思ったらお金がなかった。初めて気づいたよ。第９章に来てなんで、おれ、3000ギル程度しか持ってないんだろう？」
Ｓ：　「どこかで買い食いしたのではないか？」
Ｃ：　「どこで買い食いができるんだ。自慢じゃないが、セーブポイントのショップひらいたのって、リンドブルムに乗ってから初めて。いつのまにかいっぱいショップがあった」
Ｚ：　「だから、なんの縛りプレイだよ！　買いもの禁止でやるつもりか？」
Ｃ：　「そんなつもりはない。ないけど、ポーションとか必要なかったんだってば！　戦利品があったし。フェニックスの尾もまだ一回しか使ってなかったし。スモークとかも滅多に……奇襲できなくても正面から突っこんで玉砕してるし」
Ｚ：　「玉砕するなよ」
Ｓ：　「そういえば、CCFF７でも本格的にマテリア合成に取りかかるまではショップをひらかなったな」
Ｚ：　「CCはまあ……消費アイテムをわざわざ買う必要もなかっただろうけど」
Ｃ：　「とにかくこのゲーム、ここまで貧乏だと、最序盤でトレジャーから手に入れた50ギルがものすごくありがたく思えてきたっていうわけ。とりあえず買えるだけ、わずかな素材を買ってみたら、あんまり装備強化できないまま、残金20ギル」
Ｚ：　「……ファルシに喧嘩売ろうっていう連中が20ギルしか持ってないのか」
Ｓ：　「……同情すべきなのか？」
Ｃ：　「なあ、いまからでも素材集めるべきか？　っていっても、いまのステージ、生物系の素材は手に入らないけど」
Ｚ：　「だったら、行けるところまで行ってみたら？」
Ｓ：　「そうだな。後ろ向きに走るなど、チョコボらしくもない」
Ｃ：　「じゃ、行ってくる」