ちょこぼのパルス探訪

チョコボに会えた！

Ｃ：　「ちょこぼ……会えた……会えたよ……」
Ｓ：　「出会った途端、平原じゅうに黄色い鳥が溢れ出したぞ」
Ｚ：　「まあ、歴代とはちょっと形が違うみたいだけど……」
Ｃ：　「鶏みたいな垂れた房がついただけじゃないか」
Ｓ：　「そうとも、些細なことだ。チョコボには違いない」
Ｃ：　「とにかく、あの塞がってた入口があいてくれてたことに気がつかなかったのは迂闊だった。いつから入れるようになってたのかな」
Ｚ：　「けど当初の目的果たしてねえよ。肝心のチョコボに乗れないじゃないか」
Ｃ：　「えっ……おれが頼んでもだめなのか？　そうか……ぐすん」
Ｓ：　「アダマンタイマイ（？）の集落のところにいた冥碑にチョコボ関連ミッションらしきものがあったと思うが」
Ｚ：　「チョコボを守ってくれってミッションぽいやつな。でも17番めだか18番めだかのミッションで、Ｂクラスだったんじゃ――」
Ｓ：　「どうせもう、Ｃクラスミッションもそろそろ終わるだろう。いつかは受けねばならん依頼だ」
Ｃ：　「もしかして、それをクリアしたらギサールの野菜かなにかがもらえるとか？」
Ｚ：　「ギサールの野菜、確か持ってなかったか？　どっかで手に入れたような気がするけど」
Ｃ：　「……あれ？」
Ｓ：　「とにかく行ってみたらどうだ」
Ｃ：　「またアダマンの脚のあいだ、すり抜けていくのか……」
Ｚ：　「どうせこの平原を何往復もさせられてるんだ。いまさらだろ」
Ｃ：　「それもそうか。そうそう、キングベヒーモスには勝てるようになったよ。ホープ君にエンハンサー極めてもらってファングでジャマーかけつつ、ステータスマークがそろったところでラッシュアサルトにフューリアスで猛攻。召喚獣出番なし！」
Ｓ：　「む……考えていたよりも、ヘイストはあまり必要なさそうだな」
Ｃ：　「ベヒモスに関しては、サッズを下げてホープ君起用は正解だった。ジャマーでも、ヴァニラだとスロウとか使わないから、いろいろメンバー入れ替えてやってみたんだよ」
Ｚ：　「ったく、狭い場所でなにを遊んでいるかと思えば……そんなにしょっぱなでゲームオーバーにされたのが悔しかったのかよ」
Ｃ：　「あたりまえだろ。シナリオ進めようっていう気が減殺されてしまったいま、平原のモンスターを根こそぎ狩りまくるんだ！」
Ｓ：　「それでも、まだアダマンタイマイ（？）の踏みつけが怖いくせに」
Ｃ：　「……あいつはいいんだ。のんびり昼寝してるみたいなあの図体を崖の上から眺めていると癒される。それよりも頭に来るのがサボテンダーだ！　★５つ出して斃してるのに、どうしてなにもアイテム落としてくれないんだよ！」
Ｚ：　「初めて出会ったときは、会えて嬉しいよって叫んだくせに」
Ｓ：　「そのくせ、針千本が怖くて避けまくっていたな」
Ｃ：　「いや、絶対仕掛けてくるだろ。サボテンダーだもん。でもうっかり接触しちゃったとき、ライブラかけてジャマーかけまくったら、意外とあっさり斃せたよ」
Ｚ：　「あ、そう。つまりは、いつのまにか、この平原のツワモノモンスターたちと渡りあえるようになったってことかい」
Ｃ：　「うん。武器改造もあんまりやってないのに、これだけ慣れてきたんだから、やっぱりステータスあげるほうがよさそうだ」
Ｚ：　「つったって、まだHP2000そこそこじゃねえか」
Ｃ：　「ミッションやってると軽くCP溜まるぞ。この弱肉強食な平原を何度も縦断＆横断で往復するからな。すぐ平均3000ぐらいにはなるよ」
Ｓ：　「俺の予想では、このミッションの先には、いわゆる裏ボスがいるとみた。11章開始したときのムービーを思い出せ。あのアダマンさえ片手で摘まむほどの巨人がいたではないか」
Ｃ：　「うーん……あそこまで大きいと、挑もうという気にもならないというか。まあとりあえず、ミッションはそこそこにしておこう。だいたい一回一回、時間かかるんだ。冥碑を探すだけでもうろうろうろうろ。だから、チョコボに乗れたらシナリオ進めてみる。あのジャガーノートに勝てればなんとかなるだろ。できなかったら、またミッション請負に戻るよ」
Ｚ：　「けど、本当にチョコボに乗れるのか？」
Ｃ：　「乗れなきゃFFじゃない！　チョコボ専用らしいジャンプポイントもあるし、絶対に乗れるはずだ！」
Ｓ：　「……健闘を祈る」
Ｃ：　「よし、頑張るぞ！」