ちょこぼのパルス探訪

ヴラディスラウス

Ｃ：　「今度の難関はヴラディスラウスか……」
Ｓ：　「……せめて、その次のラスボスを警戒してやらんか？」
Ｚ：　「次じゃねえ、ティアマットとかいうのが、そのあいだにいるんだって」
Ｃ：　「なんだよ、あんただって忘れてたくせに。いま、アルティマニア見て思い出しただけだろ」
Ｚ：　「うっ……まあ、な。ここまで来ると、攻撃がやばいとかHPが高いとかで警戒することもないからさあ……」
Ｃ：　「そうそう、ヴラちゃん（ちゃん？）みたいにブレイクできそうにないやつのほうが厄介だ。耐性95でブレイクが999％だなんて……いまの火力と能力でどうしろと」
Ｚ：　「ラッキーブレイカー狙いでいくか？」
Ｃ：　「うーん、それも運だろ。いちおうしばらくそれで戦ってみたけど、効果があるのかないのかよくわからない」
Ｓ：　「運に頼るのはCCのDMWで充分だ」
Ｚ：　「うっせえな」
Ｃ：　「まあブレイク成功率はともかく、あいつ、ひとりに集中攻撃してくるんだよな。ひとり戦闘不能になると、レイズしているあいだに、次のターゲットが1/2の確率でリーダーになるじゃないか」
Ｓ：　「リーダーさえ狙われなければ、どうでもいいというのか」
Ｚ：　「ぶっちゃけ、そういう運頼みがなきにしもあらずというか……デスの問題もあるしな」
Ｃ：　「うん、運」
Ｚ：　「ダジャレじゃねえって」
Ｃ：　「とにかくあいつの本当に厄介なところは、ボス戦でひいひい言って斃したあと、すぐに雑魚敵で再会するってことなんだよ。ようするに……星の体内でジェノバを斃してやっとラスボスステージだ、とわくわく進んでいったら、これまで斃してきたはずのジェノバが次々と普通にエンカウントしてくれるっていう状況みたいなもんだろ。ほんとにボスってものは、斃したあとは思い出の中でおとなしくしててほしいよ。なあ？」
Ｓ：　「……なぜ俺の目を見て話すのだ、おまえは」
Ｃ：　「相手の目を見て話すと、きっと気持ちだって通じると思うんだ」
Ｓ：　「………」