ちょこぼのパルス探訪

召喚獣は…

Ｃ：　「らっらら、らららら、らっらっらー」
Ｓ：　「いつまでチョコボ掘りをするつもりだ」
Ｚ：　「チョコボやると時間忘れて鍋焦がすし」
Ｃ：　「いや……その……だってほら、なあ？」
Ｓ：　「そういえば、召喚獣遊びをしないな」
Ｃ：　「まあね。やっぱり、この召喚獣たちはちょっと……っていうか、約半分のかたがたがいまいち、ぐうたらの召喚獣っていうイメージじゃなくて。特にシヴァとかシヴァとかシヴァとか」
Ｚ：　「おい……まあ、獣じゃなくて機械っぽいしなあ」
Ｃ：　「しかも、歴代の召喚獣たちはほとんどファルシになっちゃってるしさ。懐かしい名前見るのは嬉しいけど」
Ｓ：　「お気に入りのカーバングルも金ぴかの仏像になっていたな」
Ｚ：　「いや、仏像じゃねえって……とにかくよ、召喚獣じゃなくても、TPコマンド使えよ。クエイク、フルケア、デスペガ、いろいろ便利じゃねえか」
Ｃ：　「ライブラ以外はやだ」
Ｓ：　「また妙な縛りをしているのか」
Ｃ：　「縛りじゃなくてさ……なんとなく。いまだにフルケアもクエイクも使ったことはない。召喚獣も強制以外は無使用で、それでもクリアできる。なら、最低限のボタン操作だけでやってやろうじゃないか。みんな頑張れ！」
Ｚ：　「ボタン押すのが面倒なだけじゃねえの？　どうせ、あれこれコマンド使えたって、スピード追いつかないくせに」
Ｃ：　「うるさいな。アクション苦手人間の割に頑張ってるだろ。こう、素早い判断を求められはしても、素早いボタン操作はあまり必要ないっていう、このバランスが好きなんだ。手動コマンド縛りする人はすごいんじゃないかと思うよ。でも、ふたり戦闘不能でも召喚獣呼べばなんとかなるっていうのは、ちょっとお手軽すぎるっていうか……」
Ｓ：　「……いつだったか、リーダーのみ生存瀕死状態でTPコマンドなしで態勢立てなおしたときは、さすがに奇跡だと思ったが」
Ｃ：　「ええと、あのときは一周めだったよな――ひとりはレイズ、ひとりはフェニックスの尾で呼び戻して、立てなおしまで姐さんをディフェンダーにしたんだ。残像回避に感動した一瞬だったな。おれも覚えたいよ」
Ｓ：　「いまさら、なにを言っている。回避ではないが、ACで残像攻撃やっているだろう。俺をしっちゃかめっちゃかにしてくれているだろうが」
Ｃ：　「超究武神覇斬Ver.６？」
Ｚ：　「ACCのか？　あれ６だっけ？」
Ｃ：　「え、だってVer.５とは違うだろ？」
Ｓ：　「映像表現が変わったというだけで、動きも性能も同じような気がするが……」
Ｃ：　「きっとFF７のリメイクが出たら、おれの超究武神覇斬はVer.７になるに違いない」
Ｚ：　「リメイク、期待しすぎるなよ。結局、いつまで経っても出ないなあ、とがっくりすることに」
Ｃ：　「そのときは、いつまでもリメイクという希望を持ちつづけることができるじゃないか」
Ｓ：　「ならば絶望を贈――」
Ｃ：　「超究武神覇斬Ver.256！」