ちょこぼのパルス探訪

リアルなキャラ

Ｃ：　「さて、ちびちびとやりつづけてミッションも17まで終了！」
Ｚ：　「ここを過ぎたらまた一本道、そして鬼畜な雑魚がどこまでも立ちふさがるラスボスへの一直線」
Ｃ：　「うーん……やっぱり、ちょっとバランス悪い、よな？」
Ｓ：　「ふむ。続けてやれる時間があればともかく、一日一時間弱でこなしていると、このあたりで挫けそうになるな」
Ｃ：　「テージンタワーも、各階層を往復するミッションが面倒だけど……しょうがない、行ってくるか」
Ｚ：　「って、ヘカトンは眼中なしかい」
Ｓ：　「と言っているあいだに、もう下僕にしているようだが？」
Ｚ：　「って、ファング見殺し!?　とっとと□ボタン押して勝利に強引に持ってってるし！」
Ｃ：　「素直な戦闘勝利で手に入る召喚獣ってわけでもなし、リスタートは面倒じゃないか。うっかりヴァニラの装備をそろえてなかったから、ちょっとあせったけど」
Ｚ：　「面倒面倒って、おまえ、手抜きすぎ――でも、ビスマルクは叩き起こしていくんだな」
Ｃ：　「トレジャーはあけていかないとな」
Ｓ：　「面倒と言っている割には、そんなどこでも手に入るような宝が欲しいのか」
Ｚ：　「いや、金稼ぐのも大変だから、トレジャーはあけていって正解じゃねえの？」
Ｓ：　「そして、やはり道なりに配置されているミッションは順番にやっていくのか」
Ｚ：　「それもアイテム欲しさだし。やっぱりミッションはやっておくといいことがある」
Ｃ：　「あんたたち、ごちゃごちゃうるさーい！　時間がないんだよ。二周め、ラスボス戦を★5つで突破して姐さんの壁紙をゲットしたいんだ！」
Ｚ：　「今、ホープが坐ってるだろうに」
Ｓ：　「気に入りではないのか？」
Ｃ：　「ホープ君を変えるつもりはない！」
Ｚ：　「だったら、そう姐さんのを急がなくても」
Ｃ：　「欲しいものは欲しいんだ。行くぜ！」
Ｓ：　「俺の見るところ、トロフィーコンプもあまり魅力がないと思うが」
Ｚ：　「コンプするつもりはないみたいなんだけどな……セラはその存在を忘れることがあるぐらい馴染みないキャラだから、どうしても壁紙欲しいって気にならないらしい」
Ｓ：　「せめてスノウに感情移入できれば、セラとやらいう娘も気に入るのかもしれんが……」
Ｚ：　「無理だ。キャラの造作がリアルになったぶん、スノウ＆セラの笑顔が、どうしても好きになれないんだって。まあ、個人的な好みの問題ではあるんだろうけど、それでも映画やドラマなら構わないものでもあって……ゲームは自分で操作しなきゃならないからな。よけいにいやだと思っちまうんだろう。PS２レベルのポリゴンなら、表情や仕草とか脳内補完でどうとでも修正できたんだが、ここまでグラフィックすごいと――」
Ｓ：　「特にFF13は表情で語れるのがすごいだろうと強調しているようなところがあるからな。このキャラはこの笑いかたしかできんと刷りこまれてしまう、か」
Ｃ：　「それに姐さんの、まるでグロス塗ってるかのようにキラキラする口もとが気になったり。でもリアルになってよかったこともあるぞ。大きく成長したホープ君の、あの敵を睨みつける目が、またいいんだ♪」
Ｚ：　「リアル描写も善し悪しがあるんだな……って、あれ、おまえ、先に行ったんじゃなかったのか？」
Ｓ：　「アイテム回収のために魚とトカゲの大群を相手に暴れていたようだな」
Ｃ：　「うん。焼き魚とトカゲ肉のムニエルを大量にこさえてきた。さすがにホープ君のガ系魔法は鬼畜だ」
Ｚ：　「……ファイガとサンダガの嵐の中で戦うって、どういう気分なんだろうな」
Ｓ＆Ｃ：　「経験してみるか？」
Ｚ：　「やめてっ！」