ちょこぼのパルス探訪

最強伝説の危機

Ｚ：　「さて。ラスボス後の感想はまだオフレコにしておいたほうがいいよな。いろいろ突っこみたいところ満載だが」
Ｃ：　「ちらちらと、ぽろっとこぼしちゃってるからいまさらだけど、いちおう伏せておこう。あ、そうそう、しっかりと姐さんの壁紙はダウンロードさせていただきました」
Ｓ：　「やっとか。それにしても、そろそろ、FF13の実況もどきSZCトークもいいかげんにしろ。どうせ以後は、ミッションで同じように騒いで遊ぶだけだろう」
Ｃ：　「そうなんだけどさ……意外とぶつ切れの時間だと、創作って進まないっていうか」
Ｚ：　「やっと時間ができたけど、休めるううう、ってのんびりしちまうし」
Ｃ：　「そんで、ぼんやり考えることといえば、このゲーム、もっと面白くできるはずなんじゃないかって……なぜか妄想して組み立ててしまう」
Ｓ：　「素人のくせに」
Ｃ：　「そう、ただの一プレイヤーだと自分で割りきってるのに、やっぱりそう考えている自分がいて……つまり、おれの望みはな、セフィロス、この戦闘を基本（船）とし、（もっと広い）世界の闇を旅することなんだ」
Ｓ：　「無理やり台詞ネタはやめんか。ミッションもコンプしておらんのに贅沢な。いまでも敵HPにあれだけの桁があるというのに」
Ｃ：　「その代わり、こっちも99999越えだ。13章にはいらないうちに、ファングが叩き出したカンストが最初（なんであんな数字が出たのかわからないけど）でさ……インフレっていうのは、数字の桁があがっても、いつのまにか、それがあたりまえになるっていう恐ろしい事態のことを言うんだよな。おれはいま、億の桁が来たとしても感性がマヒしてて驚かないと思うぞ」
Ｚ：　「ようするにミッションの数を増やせっていうんじゃなくて、だ」
Ｃ：　「余分なサブストーリーが欲しいんだよ。コクーンで遊べて……例えばハングドエッジが封鎖されててビルジ湖のどこかからゲートの鍵が発掘できるとか、ファルシの監視から逃げ出したルシが集落を作ってる洞窟があるかもしれないとか、昔放置された移動する探査基地とかアークみたいなのとかあって、内部は凶悪なサンプルモンスターの群れ！　神さまの試練を八連勝でクリアしたらキーストーンがもらえて、ところどころに現われる黒マントを追いかけていったら、どこまでも深い地下ダンジョンに行けるとか！　こういう部分にFF13のこだわるリアリティは必要ない、でたらめでもいいから欲しい」
Ｓ：　「……相変わらず」
Ｚ：　「いろんなものが、ごちゃごちゃだな……」
Ｃ：　「……そうか、逆に考えればいいんだ」
Ｓ：　「なにを？」
Ｃ：　「いままでおれは、おれがパルスでどうやって遊べるだろうかと考えていた。あるいはコクーンで」
Ｓ：　「コクーンでは遊ぶところはあまりなさそうだが……アーク探検か？」
Ｚ：　「大平原じゃ、チョコボ掘りとモンスター狩りぐらいしかないだろうしな」
Ｓ：　「ようするにモンハン状態しか思い浮かばなかったわけか」
Ｃ：　「だから逆の妄想遊びでいいんだ。姐さんを沈没飛空艇にご招待！　古の森でもいいな、ゴールドソーサーで遊んでもらってもＯＫ。でなければ海洋探査人工島、セントラ遺跡、オメガ遺跡、べベルだの、ナギ平原だの、雷平原にそのほか、いっぱい謎のダンジョンがあるぞ！」
Ｚ：　「……まあ、な」
Ｓ：　「問題がひとつある」
Ｃ：　「なんだよ」
Ｓ：　「ライトニングが行動で示すものといえば、脈絡なく適当なことを言って、とっとと前に進む（進ませる）猪突猛進ぶりだ」
Ｚ：　「きっと姐さんは、どんなダンジョンに放りこまれても、封鎖された壁だのドアだの、無表情にがこんがこん破壊して進むぞ」
Ｓ：　「なにしろ、いつでも正面突破以外に思いつかないらしいからな」
Ｃ：　「ひ、ひどいぞ、あんたたち……」
Ｚ：　「初めはスノウのほうが猪突猛進型かと思ってたんだが」
Ｓ：　「うむ」
Ｚ：　「こう書いてみると、姐さんのほうがクラウドよりもチョコボらしい性格みたいに思えてくる」
Ｓ：　「そのとおり、彼女をこのサイトに招待したが最後、チョコボクラウド最強伝説は塗り替えられるだろう」
Ｃ：　「そんな……じゃあ、おれは……おれはどうしたらいいんだ！」