ちょこぼのパルス探訪

バランス取ろう

Ｚ：　「話題がないってのも、やっぱりきつい。まじめにちょこぼ劇場の再開を考えたほうがいいんじゃないか」
Ｓ：　「とはいえ……いまは少し身動きが取れん。FF13はこまめにセーブができる作りだからこそ、煮物の合間に十五分やっては鍋を見て、という真似ができるが。それも母親がいないおかげでテレビが一日じゅう空いているというだけのこと。普段はサスペンス再放送のオンパレードだからな」
Ｃ：　「いいじゃないか、おかげで二周め、やっと10章到達だぞ！」
Ｓ：　「そして、武器無改造の縛りに限界を感じてきた頃か」
Ｚ：　「……シド相手に手こずったようだな」
Ｃ：　「そう！　武器無改造、今度はスモークなしでやったはいいんだけど、★３つしかもらえなかったよ。武器の威力＝火力がないから、何度も何度もブレイクさせなきゃならなかった。おかげで時間ばかりかかって……やることといえば、相手がガード・ヒーラーのときに猛ラッシュ、攻撃に転じたら青雲で瞬間回復、ジャマーとエンハンサー活躍させてまたラッシュ、ブレイクしたらフューリアス、戻ったらまた繰り返し繰り返し繰り返し……」
Ｓ：　「今回のFF、ボス戦のほうがパターン化するようだな」
Ｚ：　「雑魚戦のほうが、なにが来るやら、びくびくしてるし」
Ｃ：　「うん。特に群れで襲ってくるのは厄介だ。いったい、どいつがなにをやってるのかわからなくて、なにが起こってるかわからないけど、とにかく死ぬ死ぬって焦るんだ。まあ明らかにブレイク前に斃しちゃえる相手だと、アタッカーそろえて一気に行くんだけど」
Ｓ：　「二周めでもゲームオーバー画面は見ることになるのか……」
Ｃ：　「なる。そして同じ戦法でやっていたとしても全滅するときと楽に勝てるときとあるんだ。敵が誰を狙うかによっても変わってくるみたいだな。まあ武器改造きちんとして成長もきちんとやっていれば、二周めはノー全滅で行けそうな気はするけど。おれの場合、完全に火力不足だということはわかっている。武器がいまだにレベル１のまま、アクセサリも面倒だからオートで適当やってるからな！」
Ｚ：　「威張るなよ。なんだ、その縛りプレイ」
Ｓ：　「一周めも半分ほどはその縛りだったな」
Ｃ：　「いや、武器改造はしたぞ、興味本位でな。だから適当に雑魚戦を避けて成長不足でも、シド戦もなんとかなったんだ。今回は立ちふさがる敵も隠れてる敵も、あとから後ろに出てくる敵も、わざわざ戻ってすべて一回ずつは斃してるから、以前よりも格段に強いはずなのに……苦戦。武器もステータスの一部なんだなと実感するよ」
Ｚ：　「11章以後は、いやでも成長させねえとキングベヒーモスだって斃せないし」
Ｓ：　「そういえば、ジャガーノートもいたではないか。また12章以後は、雑魚のHPも半端がなかった。エデンはボスモンスターの巣――」
Ｃ：　「なによりも12章のあの最強のモンスター（とおれが認める）、カメ！　初回はできなかったが、この周回ではあのカメを屠って、今夜は鍋だ！」
Ｚ：　「あんなでかいの、食いきれねえよ」
Ｓ：　「ライトニングやホープがモンスターを食うとは思わんが」
Ｃ：　「えっ、そうか？」
Ｚ：　「このサイトでは、モンスターとおれたちは弱肉強食関係だが、FF13は違うだろ」
Ｃ：　「そうかなあ？　パルスには店も街もないだろ？　セーブポイントの通販ショップには食べものも置いてないし。絶対、あいつら、おれたち以上のサバイバル生活をしてるはずだ」
Ｓ：　「……そう言われれば、なるほど」
Ｚ：　「うう……リアルに考えればそうかもしれねえけど……でも、あのかっこいい、きれいな集団がモンスター食うのか？」
Ｃ：　「……ごめん、変なこと考えた。そのリアルからは逃げてくれ」