ちょこぼのパルス探訪

ファンファーレ

Ｃ：　「やっとゲームも再開できるような余裕が出てきた……気がする」
Ｚ：　「二周め、７章に到達か。11章までは遠いぞ」
Ｓ：　「やりかたを忘れていたのではないか？」
Ｃ：　「忘れていたといえば、ほんとに、うっかりするとブログ書くの忘れるよな」
Ｓ：　「……そろそろ、銀河お騒がせチョコボ再開を考えねばならんか」
Ｚ：　「続き考えてねえくせに」
Ｃ：　「伏線はあちこち、ばらまいてるけどな」
Ｓ：　「それも行き当たりばったりにばらまいて、収拾がつかなくなってるだろうが」
Ｃ：　「うう……おれたち、どこにいるんだったっけ」
Ｚ：　「ディラックの海で幻影に突っこんだところだったんじゃなかったか」
Ｃ：　「そうだった。なにが待っているか楽しみだ！」
Ｓ：　「だから、それを考えておらんだろうが」
Ｚ：　「どうせ適当にモンスターと遊んで、ちゃららっららー♪の勝利のポーズで終わるんだろ」
Ｃ：　「ファンファーレは必要だ！」
Ｚ：　「いや、ファンファーレのことを言ったんじゃなくて」
Ｓ：　「ファンファーレといえば、FF13でなにが物足りないかといえば、ファンファーレをついに聞くことがなかったということだな」
Ｃ：　「諦めるのは早い。もしかしたらミッションで――」
Ｚ：　「たぶん、ないんじゃないか？」
Ｃ：　「でも一度だけ、ファンファーレもどきは聞いた」
Ｓ：　「そうだったか？」
Ｃ：　「うん、ファンファーレだと思って聞かないと、そうとは聞こえないんだけど、ヴァニラが、てれってれー♪って歌ってくれるところがあるんだ。４章かそこらで、トレジャーボールあけたときにな」
Ｚ：　「……そうか」
Ｓ：　「……それだけというのも……そもそも、なぜそのヴァニラはファンファーレを知っているのだ」
Ｃ：　「そんな細かいこと、いいじゃないか。FFだし」
Ｚ：　「にしたって、FFらしさってあんまりないよな」
Ｓ：　「クリスタルだの、チョコボだの、召喚獣だの、結構出てきたと思うが？」
Ｃ：　「うーん……？　クリスタルは出てきても、力の源っていう位置じゃないし。今回のキャラたちの力の源はすべてルシの刻印、つまりはファルシ。石じゃないんだよな……まあ、それを言えばFF８はどうなるってことになるけど」
Ｓ：　「だがクリスタリウムを見る限り、その紋章を授かってから、なにやら体内に結晶体が成長しているようなイメージだが？　ルシになるということは、そういう石＝クリスタルをもらうということになるのでは」
Ｃ：　「そのへん、説明がないんだ。それはおれたちの勝手な解釈っていうだけ……クリップをあんまり丁寧に読んでないせいで見落としてるかもしれないけどさ」
Ｚ：　「読めよ。あの世界はクリップ込みでないと理解できないだろ。それにしてもクリスタリウムか……ロールを選ぶ自由があるだけで結局、一本道だったからな。あれ、手動でなくてもいいんじゃないか？」
Ｃ：　「そうでもないぞ。HPだけをあげたいなーと思ったら各ロールのHPばっかり取りまくるとか、ロールレベルだけをあげるんなら脇道は無視していけばいいとか、次は攻撃力を補強しようとか、ある程度の自由はある。ただ、おれとしては、ステータスに物理と魔法しかない、そのあたりがちょっとな……HPをあげるしか防御の面ではやることがほとんどないんだ。あと運をあげて、クリティカル！　っていう爽快さが欲しかったな」
Ｓ：　「ブレイクのシステムでクリティカルはなかろうが。クリティカルを出すためにチェインは繋げるものではないのか？」
Ｃ：　「確実にクリティカルを狙うんじゃ、クリティカルとは言えない。思わぬところで、どんっ、と出るのがいんじゃないか。例えばセーファセフィロス戦、アルテマウェポン装備でミニマム状態にされてHPも１のときに、クリティカル出たー！　ヒットポイント20！――って、なんだそりゃー！　みたいな」
Ｚ：　「それ、嬉しくもなんともねえんじゃねえか……」
Ｃ：　「そしてその後、バッドステータス解除、HP満タン状態のおれが八回のカウンターと続けざまに超究武神覇斬をぶちかましたときの爽快感！　もちろんオール9999hit！　クリティカルが出たとしても、やっぱり9999hit！」
Ｓ：　「………」
Ｚ：　「……カンスト……ステータスあげすぎると悲しいな……」
Ｃ：　「………………くすん」