ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

風の紡いだ鎧

Ｃ：　「不意に気づいた。属性の間の種類とミツバの属性が合致してることに」
Ｚ：　「？」
Ｓ：　「それが？」
Ｃ：　「だから、潜ってみてから大地の間か烈火の間かってどきどきする必要はなかったんだ。日付の問題だよ！　風の日に潜れば旋風竜に会えるってこと！」
Ｚ：　「ああ……なるほど。ランダムじゃなかったってことだな」
Ｃ：　「というわけで、行ってきました旋風の間！」
Ｓ：　「どうだった」
Ｃ：　「もう、嬉しいね（＃）」
Ｚ：　「引きつってんぞ」
Ｃ：　「だって、旋風竜が三体もそろってお出迎え、しょっぱなから全員切り裂きを使ってくださる！　いくら４様だって、ターンまわりきらずに連続で浴びせられたら瀕死になるよ！　しかも次は、とどめに輝く風だぞ？　必死こいて、みんなで風陣から避難したのに、ご丁寧に輝く風の発動直前に切り裂きぶちかまして、広範囲に風陣に変えてくださりやがる！　これでミレイが死亡、ハーヴェイが離脱。そうしてやっぱり、リトライで編成を考えなおす破目になりました」
Ｚ：　「まあ、そんなもんだろうな」
Ｓ：　「いつものことではないか」
Ｃ：　「そりゃね。今回はあの風魔法の嵐に放りこまれると手も足も出ないので、回復を考えずにすむようにするためには、属性とか無視してひたすら魔防の高いキャラを出すしかなかった。といっても魔防の高い順で選ぶと、どうしても魔法使い中心になっちゃう。だから魔法使いはアンダルクとコルちゃんだけにして、魔防60以上のを選んでみたら、シグルド、フレア、ポーラっていう、見事に会話しないだろうなっていうばらばら加減。しょうがないので、もしかしたらうまく協力攻撃が拝めるかもしれないと思って、ハーヴェイとセネカさんを追加」
Ｚ：　「ハーヴェイ、魔防高かったか？」
Ｃ：　「そうでもない。魔防35だからな。魔防64の４様が切り裂き３回を連続で耐え抜くとしても、ハーヴェイは２回ももたないに違いない。ということで、位置取りを探るまではリトライを覚悟してたんだけど……」
Ｓ：　「けど？」
Ｃ：　「これでうまく行っちゃったんだ。あっさりと」
Ｚ：　「ふうん」
Ｃ：　「気がついたらシグルドの攻撃がすごいことになってて……もともと命中はすごい人だったけど、力がいまいちだったはずなのにと装備を確認してみたら、ゴッドハンドつけてたことを忘れていたらしい。だから旋風竜の一体は、シグルドとコルちゃんで斃せてしまったっていう事態になりました。あとは４様の鬼のような直接攻撃とセネカ＆アンダルクの協力攻撃、コルちゃんとフレア姉さんのお姫様攻撃♪　なんだ、たいしたことないじゃーん♪　と調子に乗った４様、またまた直後に切り裂き浴びせられたけどな」
Ｓ：　「何度切り裂かされたのだ」
Ｃ：　「そりゃもう、五回も六回も。いやあ、風属性とはいえ生き残るもんだねえ……おかげで、ほんとに惹きつけ役に終始せざるをえなかったというか」
Ｚ：　「で、お宝はゲットできたのか」
Ｃ：　「くっくっく、幻水シリーズ、そして旋風の間というこのステージ、風の紡いだ鎧がないわけがないだろう！」
Ｓ：　「なるほど」
Ｃ：　「ただこの防具、装備すると風属性になっちゃうんだよな。キリルに着せるわけにいかなかったので、仕方なく４様に譲ることにした」
Ｚ：　「もともと４様に着せたかったんじゃないのかよ」
Ｃ：　「いや、初めはナレオにと思ったんだ。いったん着せてみたら、やっぱり化物だよ、この子は……と満足しかけたんだけど、はっと思いなおして」
Ｓ：　「なぜ」
Ｃ：　「きっと、どこかに英雄の鎧があるはずじゃないか！」
Ｚ：　「ああ、そう……ナレオは英雄セットで決まりってことなんだな」
Ｃ：　「うん」
Ｓ：　「では、あとは雷鳴竜だけか」
Ｃ：　「うーん、やっぱり悩んでるんだけど」
Ｚ：　「今度はなに」
Ｃ：　「じゃじゃーん、この戦いで４様のレベルが50に到達しました！」
Ｚ：　「ありゃ……」
Ｓ：　「まあ、４主を必ず出すという一種の縛りをしたからな。オベル遺跡通勤をこれだけやっていれば」
Ｃ：　「というわけで、４様レベル50到達記念！　ラスダンへGO！――というのもどうかなと」
Ｚ：　「ラスダンに行くのと４様のレベル、全然関係ねえだろ」
Ｓ：　「どうせ本シナリオには出さんくせに」
Ｃ：　「うーん、じゃあクエストがひとつ残ってもしょうがないし、雷鳴竜行こうか」
Ｚ：　「あれ、ダイヤモンドは手に入れたのか」
Ｃ：　「うん、今回はいっぺんに３つも手に入った。だからあとは雷鳴竜に会うだけ」