ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

オベル遺跡地下４階

Ｃ；　「オベル遺跡ってさ……４様抜きでどうやってクリアしたらいいのか、ちょっと考えちゃうよな」
Ｚ：　「あれ？」
Ｓ：　「４主をメインに使っているのでは？」
Ｃ：　「そうだよ。おかげで４様レベル37――って、あんまりあがってないか。とにかくさ、こういうサブイベントは４様主人公でやってるけど、ふと４様がいなかったら、ここを塞いで耐えられるのはいないだろうなとか、火の精や水の精を斃すまでに、例えばグレッチェンやアメリアあたりで何ターンかかるんだろうかとか、そんなふうに考えちゃうわけだ。もしかしたら４様を使ってるからクリアしていけているだけなのかもしれないとか」
Ｓ：　「また殊勝になってきたものだな。どうかしたのか」
Ｃ：　「オベル遺跡、結構強い……今日は４階を探索しただけで終わったよ。ちなみに４階の敵全滅作戦は、初手の４体の敵をぶん殴って退場させたあと、いっぽうの橋にひとりを突進させて邪魔な弓使いを誘導、奥のモンスターがいっせいに動くうえに増援が出現するので手早く。そして橋の出口にひとりが一気に進んで陣を敷きふさぐ。これはやっぱり４様が適任。一度ナレオを使ってみて、耐えることは耐えるけど回復で手間がかかったんだ。それから魔法使いを三人、橋の真ん中に置いて、硬いので両端をかためる。そうして橋の上から魔法、魔法、魔法、魔法。たまに眠りの風を仕掛けられるけど、ユウ先生の治療でなんとかなる。４様は眠っても放っておけばいい。どうせ敵が正面から攻撃してくれるからターンを待たずに目が覚める。というわけで以上。ここまで捻り出すのにリトライ４回」
Ｓ：　「……初見ではクリアできなくなってきたか」
Ｚ：　「トリつきの弓キャラ使ったら、もっと楽になるんじゃねえかって思うんだけど……ああ、いいよ、いいよ、好きにやれって。けどモンスターが強いのは、昨日逃げ帰ってきたんだから知ってるだろ」
Ｃ：　「落ち着いて見てみたらレベル32〜36、たいして差はなかったよ。でも強いんだ」
Ｓ：　「仲間の高レベルの連中とは差はないだろうが、どうせ低レベルの連中を出して鍛えているのだろう。そのせいでは？」
Ｃ：　「そうかもしれない。おかげでユウ先生とか一気にレベル32になったりしてる。けどあのモンスターたち、一階潜るごとにひとまわり強くなってる気がするんだ。攻撃力が170越えてるのがごろごろ、防御力との単純差引計算でも忍者とか出してられないよ。クリティカル来たらダリオでも瀕死。４階までクリアしたものの、これからはちょっと本気で行かないとなあ」
Ｓ：　「だから装備――」
Ｚ：　「それに武器――」
Ｃ：　「言うなっ！　４階まで潜ってやっとこさ、三万ポッチの稼ぎ。陣玉補充とふたりぶんの武器で消えるに決まってるだろ！　これ以上どうしろと」
Ｚ：　「でもクエストはオベル遺跡が中心になってきたんだろ」
Ｃ：　「そうなんだよ、困ったことに……古代の紙切れ見つけて持っていってやったら、またターニャのやつ、今度は古代の食器って！　絶対５階にあるに決まってる」
Ｓ：　「その次は古代の歯ブラシとか言い出しそうだな」
Ｚ：　「そうして６階、７階と……まじめにチョコボの不思議なダンジョン状態だったらどうする？」
Ｃ：　「ぞくっ……」