ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

リベンジ成功

Ｃ：　「ロジェには死を呼ぶ声が追加効果０％で効かなかったので、キカ姐さんにあっさりボコ殴ってもらってＳランク取得しました」
Ｓ：　「二度めだからな。いいかげん敵がどう動くかの予測が立てやすかろう。しかし直前まで追加効果が効くかどうか知らんかったのか」
Ｃ：　「前回は罰紋使わなかったんだって。実際にカーソル当ててみないと確認しようがないじゃないか」
Ｓ：　「なぜ使わん」
Ｃ：　「強すぎる」
Ｚ：　「武器攻撃好きだもんな」
Ｃ：　「うん。で、今回は移動と速度の速いのをそろえ、通りすがりにお魚さんに攻撃しながら再移動で前に進むことを重視、陣玉と武器攻撃だけであっさり行けたよ。無理に協力攻撃やろうとしてターン計算するより早い。そうして、なんだ簡単じゃないかと調子に乗って――」
Ｚ：　「乗って？」
Ｃ：　「いったんまたミドルポートに戻ってクエストやって、メルセトで食い逃げを捕まえてからやっと、みんなの武器レベルを最低３にそろえることができて、るんるんたったか、ずんずんとテラナー平原へと突進しました」
Ｓ：　「だからそれで？」
Ｃ：　「ランクＣをもらいました」
Ｚ：　「ありゃ……ずいぶん手こずった？」
Ｃ：　「いや、敵やマップのややこしさはなかったんだ。前回に比べれば作戦なんか考えずにガッツンガッツン攻めていけばいいだけの戦い。でも攻撃が通らないっていうか、めちゃくちゃ受けるダメージがでかいっていうか」
Ｓ：　「いいかげん防具を――」
Ｃ：　「それもあるだろうけど、相手のレベルが22、３だので、ひとり26までいて、びっくり仰天」
Ｚ：　「……キリルのレベルはどうだった？」
Ｃ：　「19だ、万歳！　4様でさえまだレベル20だった！」
Ｓ：　「本来はもう少し寄り道をするべきなのか？」
Ｃ：　「寄り道したってさ、結局レベルの低いの出して鍛えちゃうから主力は育たないよ。ああ、そうそう、この戦いでナレオがレベル７からめでたく12まで育ちました。キリルはやっと20だ。４様は例によって引きつけ役、風陣の上でひたすら待機してもらいましたとも。もっとも４様、反撃で経験値持っていくから油断ならないけど」
Ｓ：　「スキルから反撃を外せ」
Ｃ：　「反撃してこその４様だぞ。幻水４の雑魚戦で、どれだけあの反撃でターン短縮してくれたか」
Ｓ：　「………」
Ｚ：　「まあ４様はともかく、きつい戦いに新人を出すなよ。しかも子どもを」
Ｃ：　「世のなか、そんなに甘くないんだ。子どもだからこそ厳しく育てなくちゃ」
Ｓ：　「ということは、意外にガチで攻略してランクＣという結果に終わったというわけだな。残念だ」
Ｃ：　「うん。ちょっと心残りではある。でもブロンズ勲章見せてくれっていう依頼があったから、ちょうどいいやと」
Ｚ：　「そうか」
Ｓ：　「そういえば……」
Ｃ：　「なに？」
Ｓ：　「仲間たちのスキルを見直してみたか？」
Ｃ：　「………………えっと……それ、おいしいもの？」
Ｚ：　「忘れてたな」
Ｓ：　「そろそろ防御や回避でなく、命中など攻撃系のスキルを優先的につけていかんと、高ランクも狙えなくなってくるぞと言いたかったのだが……それ以前の問題か？」
Ｃ：　「ごめん、４様参入ショックで再移動つけたあと、みんなデフォルトのままだった」
Ｚ：　「そのうえ防具も着けてないやつがほとんどだろ。それでＡが欲しい、Ｓ取れなかったって言ってるんじゃねえよ！」
Ｃ：　「くすん……」