ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

先にゲーム

Ｃ：　「さて、二日ぶりのラプソなんだが――」
Ｓ：　「帰ってきてすぐにか」
Ｚ：　「溜まってるものが――」
Ｃ：　「やりたいんだ」
Ｚ：　「わかったよ」
Ｃ：　「というわけで、さっそく――って、なんだよ、薔薇の胸飾り関連、どこもフラグが立たないと思ったら、いきなり待ち伏せしてるし！　テラナーでなに遊んでるんだ、シャルル！」
Ｚ：　「そのまま出発すればいいものを、平原に入りなおしたのはおまえだろ」
Ｃ：　「そうだけどさ、久しぶりだから、ここどこだったっけって確認するつもりだったんだよ。おかげでいきなり戦闘だ。準備してなかったから戦闘開始まで時間食ったよ。まったく……ミドルポートの宿屋に連れてけって、面倒臭いなあ」
Ｓ：　「幻水４キャラ総動員のノリになってきたな」
Ｃ：　「ほんとだよ。メルセトで陣玉買い溜めと、余ったお金で誰かの武器を鍛えておこうと思ったら、なんで噂話にラインホルトさんいるの」
Ｚ：　「またミツバの詐欺に遭ったか？　いや、キリルは初めてかもしれないけど」
Ｃ：　「キリルは騙されやすいからなあ。シンプルでわかりやすい主人公だよ。４様も注意ぐらいしてやればいいのに」
Ｓ：　「で、今日はミドルポートに戻って、ナルシーたちを仲間にして、ミツバをコテンパンにのしただけか？」
Ｃ：　「いや、ハルナまで行きました。いつもの感覚でレベル14、５の低いのを出してたら、敵のレベル、23、４じゃないか。二日ぶりのプレイってこともあって、こりゃやってられない。エマさん出してる余裕もないなということで、屋根の上から４様にがんがん罰魔法撃ってもらったものの――増援がわんさか来て、こいつらのレベルが25、６なんだよ。初めてじゃないか、増援のほうが強いっていうのは？」
Ｓ：　「そうだな、それまで戦ってアイテムも底を尽きかけてきたところに、それはつらいかもしれん。ということは、戦闘開始時に少なくともレベル20の仲間がそろっていなくてはならんのでは？」
Ｚ：　「確か……４様、レベル22だったよな？　キリルがやっと20？」
Ｃ：　「うん、最高が４様とミツバ、ラインホルトのレベル22。このふたりは仲間にしたばかりで装備もスキルもなにも見てなかったので、出せないなあと」
Ｓ：　「それで？」
Ｃ：　「話にならないよ。慌てて４様に前線に出てもらって敵をほとんど引きつけてくれてるってのに、ばったばったと……最終的には４様が瀕死で残って、シメさん離脱で終わった。敵はあと四人だったんだけどな」
Ｚ：　「《あきらめない》はしなかったのか」
Ｃ：　「レベルはともかく、明らかにスキル不足だと思ったからさ。つけ加えようにも、スキルポイントはすっからかん。とにかく攻撃が当たらないんじゃ話にならないってことで、ポイント溜めて主力連中に命中つけまくってくるよ。キリルは持ってないからしょうがないけど」
Ｓ：　「そうか……幻水３のように、スキルを外したら使ったポイントが回収できればいいのだが」
Ｚ：　「使ったら最後だもんな。クープのデフォルトのスイングにうっかり無駄遣いしたし……外そうとしたのにカーソルが滑ってしまったっていう間抜けな間違いだけど。けどレベルも、もうちょい強くしないか？」
Ｃ：　「うーん、そりゃ、シャルルマーニュとラインバッハがレベル17で加入してきたのにちょっと驚いたし、詐欺師ペアのレベルの高さ見て、あれ、とは思ったんだけど……ついでに、そのあとにうっかりメルセトの港に行っちゃったもんだからネコボルト軍団と遭遇、こいつらもレベル20だろ。おかしいなあとは思ったさ。もしかしたら適正レベルに追いついてないのかって」
Ｓ：　「そうだな、やはりレベルを稼がんと。ああ、あと以前から言っているが――」
Ｃ：　「防具だろ？　うん……いろいろ買えるようになるまでハルナはお預けだ」
Ｚ：　「なあ、また妙な縛りをしてるんじゃないだろうな？」
Ｃ：　「いや、いまのところ自由奔放にやってるけど、最近ひとつだけ縛りをやろうかなと思ってるところ」
Ｓ：　「勝てなくなったというのに」
Ｃ：　「でも、そのほうが面白いじゃないか」
Ｚ：　「で、どんな縛りするんだ？」
Ｃ：　「回復薬なし、食いものも無し、持つものは自分の属性の陣玉だけという縛りはどうだろう。軽いもんだろ」
Ｓ：　「それはようするに、回復のためのターンを計算には入れないという、ぐうたらのいつもの癖では――」
Ｃ：　「なんとでも言え。でも特別に、スノウにはラズリル騎士の証をつけてやろうと思ってるぞ」
Ｚ：　「スノウにね……」
Ｓ：　「なんのかのと気に入ってるのではないのか」
Ｃ：　「うん、あそこまで思いきりのいいヘタレっぷりは気持ちいいよ。加入レベルが１っていうのもらしいだろ。贔屓になって当然」