ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

４様縛り

Ｓ：　「本来、ゲーム一周めとなれば、とにかく手探りで使えるものは使い、ボス戦イベント戦をクリアしていくものだと思うのだが」
Ｚ：　「うん、楽に勝てる方法があるのに、わざわざその手段――つまり、４様を封印しなきゃらない理由がわからねえんだけど」
Ｃ：　「うるさいな、いいだろ、一属性縛りだろうが罰紋縛りだろうが……だいたい、罰紋なくても４様はゲームブレイカーなんだ。出さないほうが苦労できるじゃないか」
Ｚ：　「苦労して喜べるゲームなのか、これ……」
Ｃ：　「え、だって工夫するのが楽しいじゃないか。交代制度はお気に入りだ。一度出したら再度出せないってところが、このタイミングでいいのかどうかっていう緊張感になってまたいい。最初はスピード、後半は攻撃力重視とか、炎はもう用済みだから今度は水の連中出てこいとか、縦横無尽に作戦が立てられるし。オストリッチの出てくるマップがまさにそれだったりする。ちなみにこのマップは、４様出さないほうが勝てるとわかってきた」
Ｚ：　「出さないほうがって……」
Ｃ：　「４様に限らず、風の連中は出さないほうがいいと思うよ。陣玉使うなら特にね。跡地に立たれると、オストリッチたちは無敵になっちゃう。数が多いから、跡地を塞いでる余裕もなくなることがしばしばだ」
Ｓ：　「一属性縛りをしていなければ、そんなふうにキャラを偏らせんでもいいのだがな」
Ｃ：　「でもそういう縛りしてないと、ほら、一度出したキャラに愛着湧いちゃって、もう少しだからって無理させて離脱って破目になりかねないじゃないか。それでうっかり死亡出したらリトライだぞ」
Ｓ：　「む……」
Ｚ：　「確かにリトライは疲れるよな。経験値もなくなるから。《あきらめない》のほうがまだましだ」
Ｓ：　「ならば、死亡が出たらわざと全滅したほうがよくはないか？　まあ、オベルでは使えんだろうが」
Ｃ：　「いやなんだ……死亡するときのキャラの台詞が……聞きたくないよ、悲しいよ」
Ｚ：　「そう言われると……」
Ｓ：　「最初の頃、調子に乗って味方もろとも諸刃の剣を浴びせていたプレイヤーの言葉とは思えんな」
Ｃ：　「うう、うるさいっ！」
Ｓ：　「で、最初の話に戻るが、わざわざ４主縛りをせんでも」
Ｃ：　「するの！　４様は金稼ぎと宝物探しのときの、ノアとルネとリタのみの出陣専用」
Ｚ：　「なんでその三人」
Ｃ：　「幻水４を108星コンプリートした人ならわかる。いっしょにさせたくなるじゃないか」
Ｚ：　「あ、そう」
Ｓ：　「だが……」
Ｃ：　「だが、なに？」
Ｓ：　「４主なしで勝てるのか？」
Ｃ：　「………」
Ｚ：　「もしもーし」
Ｃ：　「ちくしょう、見てろ、やってやる！　ラスダンまでこれで行くからな！」

あらためて縛りプレイを意識することにしました。
つまり、一属性縛り（本人の属性の陣玉のみ装備＆使用）。アクセサリなし。
回復は食べものひとつだけ（これがたぶん、いちばんきつい要素になるかも）。
そして４様縛り。
４様出せば、ごり押しでも大抵は勝てるので、ちょっとつまらないなと思ってのことです。
最強キャラなのはとっても爽快で嬉しいんだけども……まあ、２周めがあれば４様無双で遊びたいですね。

Ｃ：　「あのさ」
Ｚ：　「あれ、まだなにか報告が？」
Ｃ：　「派遣クエストで饅頭の作りかたを聞いてくるっていうのがあって、この条件がいまいちわからなかったんだ。いろんな人に行ってみてもらって、いつも失敗。ところが」
Ｓ：　「ところが？」
Ｃ：　「レベル25の４様に行ってもらったら、あっさり、『ばっちり聞いてきた』って」
Ｚ：　「……饅頭クエストは４様に任せとけってことなんじゃねえの？」
Ｃ：　「そうか。やっぱりな。じゃあ特別に、もうひとつ肉まんを装備させてあげよう」
Ｓ：　「さっそく縛りを破っているな」
Ｚ：　「まあ、そういうおちゃめぐらいはいいんじゃねえ？」
Ｃ：　「饅頭関連の話がまたあったら、もうひとつ装備させてあげるからな」