ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

だってノアが……

Ｓ：　「さて？」
Ｚ：　「そろそろスキル稼ぎ飽きたとか言い出すころだよな」
Ｓ：　「三日と続かんのだから……FF13のときもそうだっただろう」
Ｃ：　「だって……だってノアが、『お腹すいた』って言うんだ」
Ｚ：　「？」
Ｓ：　「夜イベントか？　それがなんの関係がある」
Ｃ：　「そのときのキリルたちの軍資金、３ポッチだったんだ。ノアのごはんでさえ買ってあげられないのかって悲しくなって……ごめん、でかい戦闘やって、がっぽり稼いで、スペシャルランチを装備させてあげるからって約束した」
Ｓ：　「………」
Ｚ：　「で？」
Ｃ：　「行ってきたよ、シメさん救出作戦！　Ａランクだ、万歳！　シャルルマーニュがまさかのクリティカルで離脱しなかったら、Ｓだったかもしれないなんてちょっと思ったりする」
Ｓ：　「なぜそんな強敵だらけのマップにナルシーを出すのだ。結果はわかりきっていただろうに……まあ、その《まさか》を含めてだからこそゲームは面白いのだがな」
Ｃ：　「シャルルはあの場所で計算上大丈夫だったんだ。ただ乱数を考えてなかっただけで。でもまあ、うん、その《まさか》が面白いのかもね」
Ｚ：　「にしても、相手のレベルの高さ知っててよく行ったな。キリル、レベル20だったろ？　４様も22のままだったんじゃ？」
Ｃ：　「いや、あれからちょっとあがって、22と23になってた。この戦闘が終わったら23と24になってた。仲間たちの平均レベルは17、８だったんだけど、キカ姐さんが20にあがったし、シグルドとハーヴェイも22と21、ナレオ、ダリオもそろって21、シャルルマーニュは離脱したから18止まり、グレッチェンがめでたく16から20、パブロが17で相変わらず伸びないけど、マキシンが意外にも19まで躍進。ゲイリーも11から12にあがったよ」
Ｚ：　「なんでゲイリーまで……」
Ｃ：　「あいつの攻撃力アップ能力を侮るなよ。と言いたいところだけど、シャルルマーニュ離脱後に手が足りなくなって、咄嗟に土陣敷くのに慌てて呼び出しただけ。自分の陣玉のみ装備の縛りも、結構きついものがありそうだ」
Ｓ：　「それでもやるのだろう？　交代制度があるのだから、好きなだけ好きなキャラを使えばいい」
Ｚ：　「にしても、ずいぶんみんな、まんべんなくあがったな。あれ？　もしかしてランク評価ってさ、獲得経験値の大きさも関係してるか？」
Ｓ：　「なるほど、これまで弱いのを出してレベルあげ戦闘で時間をかけていても、ランクＡが取れるわけだ」
Ｃ：　「ああ、それでか……ライオンさんのときの謎が解けた。スノウがいたせいなんだな。よし、あいつをこれからもガンガン鍛えて――」
Ｚ：　「いや、あいつ充分強くなったから、もう稼げないって」
Ｃ：　「ちぇっ、なにもトリスタン並みに強くならなくてもいいのに……スノウのくせに」
Ｓ：　「聞こえたぞ」