ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

防具……

Ｃ：　「………」
Ｚ：　「今度はなんで悩んでるんだよ」
Ｓ：　「どうせ悩んでもしょうがないことだろうがな」
Ｃ：　「防具を買うお金がない……」
Ｚ：　「シメさん救出作戦の報酬はどうしたんだよ。いっぱいあっただろ」
Ｃ：　「ふたりぶんの武器レベルを５にしたところで消えた」
Ｚ：　「金銭は計画的に使え！」
Ｓ：　「……まあ使ってしまったものは仕方がないな。いまだにチェインメイルで頑張るしかなかろう」
Ｃ：　「それが頑張れなくなってきたんだ。たかがモンスター退治でさえ、レベル24、５のオストリッチが出てきてさ。カズラーぐらいなら食べられるキャラをひとり犠牲にして集中攻撃すればいいけど、あいつらは攻撃力が強すぎるよ……クリティカル一撃で死亡されちゃ、どう頑張って作戦組んでも二進も三進もいかない。あの戦闘に耐えられるのは相変わらず、アイアンメイルだけの４様だけになってきた。シメさんも、レベル最高の26っていうだけで非常に柔らかいし」
Ｚ：　「あの人は魔法使いだからしょうがないだろ」
Ｓ：　「コランバルの廃墟あたりで地道に稼ぐしかなかろう。またかとうんざりかもしれんが、これまで作戦だけでごり押ししてきたツケだ」
Ｚ：　「それって、ごり押しっていうのか？」
Ｓ：　「レベルでごり押しできるなら、作戦でごり押しもできよう」
Ｚ：　「いや、そういう意味じゃなくて……まあいいや」
Ｃ：　「でもさ、命の保証なんていらない、おれが欲しいのは金だ！　ってノリでやってるんだけど、なかなか溜まらないよ」
Ｓ：　「溜めろ」
Ｚ：　「ようするにさ」
Ｃ：　「なに」
Ｚ：　「寄り道が足りねえんだと思え」
Ｃ：　「……そうか。そう考えればいいんだな。いくら稼いでもあっというまに武器に消えてしまったとか、ノアのスキル伸ばすために10000ぐらいあったポイントをすっからかんにしちゃって、みんなのぶんがなくなっちゃったとか、そんなこと気にせずに、いろいろうろついて適当にモンスター退治していればいいんだな」
Ｓ：　「どうしてそう、贔屓キャラに注ぎこむのだ」（ぼか）
Ｚ：　「ノアばっかり鍛えてどうする！　彼女ひとり生き残ったところで攻撃もできないだろうが！」（がつ）
Ｃ：　「そんなことはない。風船で飛ばして撃破することもあるぞ。しかもひたすら回避してくれるから、単独でふらふら敵のあいだをうろつきまわらせても安心。まあでも、いちおう４様にお守りさせて延々と盗みを……」
Ｓ：　「一戦闘で何時間かけるつもりだ」
Ｃ：　「とにかく、お金が欲しいんだよう、盗めるのはノアしかいないし」
Ｚ：　「ああ、金の亡者になりつつあるよ、こいつ」