ちょこぼのパルス探訪

キャラ性能

Ｃ：　「べつに、おれはサッズが嫌いなわけじゃない。今回のFFのストーリー、『巻きこまれてひどい目に遭いながらも、前向きに行こうと決意する』という流れを考えれば、サッズとホープくんは、まさに巻きこまれ型。ぐうたら的に感情移入できるとすれば、このふたりが筆頭だ。ほかのキャラは……まあ、うん、セラも含めて、自分から飛びこんでいったのに、『なんでこんな目に』っていうのはちょっと違う気がするのでスルーしておく」
Ｚ：　「いきなり、なんだよ」
Ｓ：　「あんまりにもほかのキャラを使っていないので、ときどき後ろめたくなるときがあるのだそうだ。特にサッズは、使いたくても使い勝手がよくわからんという」
Ｃ：　「使おうとは思うんだよ。思うんだけどさ。サッズとヴァニラはモーションが大きくて、ときどき……のろい。というか、タイミングを合わせるのが難しいんだ」
Ｓ：　「慣れていないだけだろうが」
Ｚ：　「で、スノウは？」
Ｃ：　「たぶん運が悪かったんだろうけど、使うたびに空振りが目立って……どうしていつも目標に辿りつく前に相手が移動しちゃうのかわからないんだけど。素手攻撃だから、すかっ、すかっ、って間抜けに見えてしまって……姐さんが空振りしてもすぐに標的追いかける格好になるけど、スノウの場合、「あれ？」っていうような、妙な間があるじゃないか。可哀相というか、なんていうか」
Ｓ：　「そうしてスノウはディフェンダーで引きつけ役、いざというときは見殺し用のバトルメンバーになってしまう、と」
Ｚ：　「うあ……」
Ｃ：　「でもロールレベルが５になったいま、あいつをディフェンダーで参加させてると防御が強い強い、もうほんと、助かっちゃうんだけどさ。HPも冗談だろというぐらい抜きん出てるし、さすがは姐さんに無駄に頑丈と太鼓判押されるだけのことはある」
Ｚ：　「まあ、リトライ回避するならスノウは必須だよな。よほどのことがない限り、そうそう戦闘不能にはならない」
Ｃ：　「うん、今度トンベリ戦で使ってみようかとふと思ったんだけど……補助も妨害も外したくないから姐さんと交代することにになるだろ。そうするとブラスターのロールボーナスが下がってブレイクまで時間がかかる。その状態でトンベリ相手に防御してても意味がない。あいつらは恨みが頂点に達する前にやっつけないと、ひどい目に遭うんだ。さすがはFFのトンベリ、こればかりは近づく前に斃せ、だよ」
Ｓ：　「ここに来て、ずいぶんとロールレベルが重要になってきたな」
Ｚ：　「クリアするだけなら、そこまでステータス考えなくてもよかったのに」
Ｃ：　「でもそのほうが面白い。ああでもない、こうでもない、こうしたらあっちが下がる、こっちをあげたいけど、このロールは外したくないって、パズルだよな」
Ｚ：　「で、ホープの代わりにサッズを使わないのはなぜ。HPもスノウに次ぐんだし、安心だろ」
Ｃ：　「……ちびチョコボ」
Ｓ：　「おう、そうだ、そのチョコボがついているというのに」
Ｃ：　「バトル中に、なぜちびチョコボがついてこないのか、おれはそれが不満なんだ！　例えばブレイブかけたときに、画面の隅っこで、フレー、フレー、って踊ってくれるとか、サッズが戦闘不能になったら怒って猛反撃とか、逆にちびチョコボが身代わりで攻撃食らって戦闘不能、ギザールの野菜でしか回復できないとか」
Ｓ：　「……チョコボに戦わせようとする馬鹿がここにいたとは」
Ｚ：　「運が80％ぐらいあがるとか、乱入召喚獣の一撃勝利とかあったりしてな。ようするに、リノアのアンジェロみたいな役割ってことか？」
Ｃ：　「そんなところ。とにかくチョコボが参加してくれれば、おれは喜んでサッズをパーティに入れて、外さないと思う」
Ｓ：　「ないものねだりはやめろ」
Ｚ：　「まあ、そのうち防御系補助でなく、強化系補助を中心にやりたかったらサッズ入れてみたら？　武器を強化系UPにしときゃ、AIでも防御より先に強化入れてくれるかもしれねえぞ」
Ｃ：　「うん、ヘイストはともかく、ブレイブやエン系がまず欲しいときがあるしな。でもホープくんもホプリタイ相手のときなんか、すぐエン系くれるぞ」
Ｓ：　「ただ、ファランクスが入るとプロテスが先に来てしまったり」
Ｃ：　「そういうときは、あらかじめオートプロテスをアクセサリでやっておく。そうすると当然プロテスが必要ないから、エン系をかけてくれるようになるんだ。AIってのは、そういうふうに使うもんだよ。ふふん♪」
Ｚ：　「ついさっき、オプティマチェンジ間違えて、ヘイストいらねえええ、攻撃してくれって叫んで文句言ってたのは誰だよ」
Ｃ：　「うっ……」
Ｓ：　「あらかじめAIがこうしてくれるだろうと考えてうまく組んだとしても、やはり状況を正確に作る腕が必要だな」
Ｃ：　「ふえええん」