ちょこぼのパルス探訪

ふたりで連続魔

Ｃ：　「いったい、このミッションというやつはどうなっているんだ……？　ネオチューのあとにひどく簡単なものが続いたかと思えば、いきなりアダマントータスだ。デスなしでやるのはきつそうなんだけど」
Ｚ：　「ラクタヴィージャのことは完全にスルーしてやがる。ちくしょう、おまえ、最近生意気すぎだぞ。ネオチューにも耐え、ジャボテンダーを何度も斃してるからっていい気になってんじゃねえや、ちくしょう」
Ｓ：　「ザックス、見栄ぐらい張らせてやらんか」
Ｃ：　「……びくっ」
Ｚ：　「まったく、見栄張ってどうするんだよ。素直に苦戦しましたって告白しろ、ほら」
Ｃ：　「そ、それは……」
Ｓ：　「ラクタヴィージャはさすがに五回やりなおしたのだったな、ん？」
Ｃ：　「ま、まあな。やっぱりふたりで連続魔使ってくるのは反則だろ、うん。で、でも斃したんだし、★５個もらったんだし！」
Ｚ：　「ほー。この時点のミッションで★５個ってことは」
Ｓ：　「めちゃくちゃ幸運だったということだ」
Ｚ：　「ラッキーブレイカー頼みってことか？」
Ｓ：　「いや、それはつけていかなかったが、オプティマチェンジをしくじることなくすんだということが幸運そのものだ」
Ｃ：　「うう、うるさい、どうせおれはいつもチェンジをしくじって全滅してたよ！　連続魔使ってくる間隔が全然掴めなかったんだから仕方ないだろ！　下手にスロウかけたら、タイミングがばらばらだったり、同時にガ系ぶっ放してきたり……」
Ｓ：　「それ以前に、ライブラの必要のない敵に初動でもたつくなど」
Ｃ：　「だから、あいつらが物理障壁張るんだってこと、すっからかんに忘れてたんだよ！　そうだよ、姐さんは１ターンめ、無駄にブロウかましてたさ！　ファングのジャマーさまさまだ！　ホープ君の補助どっさり作戦、助かったよ！　ディフェンダー中心のオプティマをきっちり切り捨てて正解だっただろ！」
Ｚ：　「むきになって叫ぶなって」
Ｓ：　「まあ、ディフェンダーのありがたみに気づいて使おうという気になったところで、こういう敵が出てくるのだからな……」
Ｚ：　「それにしても、あんだけ補助マークついてるの見るのって、ほとんど初めてじゃなかったか？　シェルにヘイスト、フェイス、ブレイブ、ベールにバ系、無駄にプロテスまでついてた……エン系以外のホープの使える補助すべてつぎこんだって感じだったよな」
Ｓ：　「ジャマーのほうは、ジャガーノートでずらりと並んだことはあるが」
Ｃ：　「うん、強化や防御はやっぱり必要だよ。いまから考えれば、ネオチュー戦、補助たっぷりつけたほうがよかったも」
Ｚ：　「そう言うと思った。カメの前に行くか？」
Ｃ：　「いや、カメに玉砕してくる。勝てなかったら、CPあげの方法考えるよ」
Ｚ：　「やっぱ、まだ成長させるのか」
Ｓ：　「カメのことを考えれば、そしてそのあとのことを考えれば……な。グレートウォールがなければどうにもならんという噂ぐらいは聞いている」
Ｃ：　「おれが問題にしているのは敵の強さじゃない。味方の弱さだ」
Ｓ：　「は？」
Ｚ：　「火力不足なら、武器改造したらいいんでねえの？」
Ｃ：　「改造とかそういうレベルじゃないんだ。だって、おれはまだクリスタリウム、主要３ロールさえ埋めてないんだよ！　やっと２ロール、それぞれレベル５になったところ！　そのほかのロールは全然手つかず。レベル１にさえしてないのが２種類ずつある。おかげでチェーン稼げてディフェンダーもなんとかっていうのが姐さんしかいないし、エンハンサーばっちり、ヒーラーもOKはホープ君だけ、ジャマーはいいけど、アタッカーがまったくできないヴァニラに、エンハンサーとアタッカーはいいけど、ヒーラーもディフェンダーもできないサッズ！　ファングはブラスターが弱いし、スノウは支援系まったくだめ」
Ｓ：　「なるほど……ネオチューに苦戦するはずだ。これでは、まともにグレートウォールができん」
Ｚ：　「……ミッション駆け抜けてきたからなあ」
Ｃ：　「そう、このままではジャボテンダー瞬殺は夢のまた夢……」
Ｚ：　「いや、だからジャボが最終目標じゃねえだろ」
Ｓ：　「……Ｂクラスミッションだというのに」

――ラクタヴィージャ×２戦。ライトニングHP16000、ホープHP13000、ファングHP19000、アクセサリは魔法耐性。オプティマは謀略のラプソディ（BEJ）、執拗なる計略（HHJ）、勇戦の凱歌（BHA）、トラディザスター（BBB）、最後のとどめしか使わなかったケルベロス（AAA）。

Ｃ：　「あとでアルティマニア見たんだけどさ……ディフェンダーいないと大ダメージ受けるから入れろって書いてあってさ。それはそうだろうけど、でもディフェンダーのそばに誰かいたら巻きこまれるよな。それでもディフェンダーがいたほうが耐性高くなるのか？」
Ｓ：　「ひとりだけでは……どうかな。しかし、ヒーラーはある程度時間が経てば仲間から遠ざかっていることが多いから、巻きこまれることも少ないぞ」
Ｚ：　「でも、アタッカーやブラスターは比較的集まるよな」
Ｃ：　「あ、そうだ、そういえばサハギンとやりあってたとき、姐さんとホープ君が背中合わせに立ち位置取って戦闘終了になったことがあったんだ。かっこよかったー♪」
Ｚ：　「しまった……ホプライ燃えしはじめたぞ」
Ｓ：　「……放っておこう」
Ｃ：　「ああ……師弟はいいよなあ」