ちょこぼのパルス探訪

限界突破！

新たなる目標：　打倒、ウェルカムトリさん！

Ｚ：　「ウェルキンゲトリケスだっていうのに……」
Ｓ：　「ぐうたらもチョコボも固有名詞を覚えられないのだ」
Ｃ：　「なあ、おれ、しばらくパルスうろついてたんだけど、ちょっと効率悪いから、エデン戻ってCP根こそぎ作戦やることにしたんだ。で、あの議事堂前にいるカメ、アダマントータスじゃなくて、アダマンタイマイだったんだな。道理でミッションのカメ、デスなしでも斃せたわけだ。大ガメ、二種類いるとは思わなくて（平原の真ん中にいるのは別としても）、おれは勘違いしてた」
Ｓ：　「つまり巨大カメには、まだガチは無理だったということか」
Ｃ：　「うん……しょうがないからヴァニラデスを試してみた。お伴はファングとホープくん。デス狩りって、ほかのふたり、せっせと働いてくれるよな」
Ｚ：　「で？」
Ｃ：　「運がよかったよ。一度でどーん（ターンは三度めだったけど）。プラチナインゴット？だっけ？　もらった。そしてついにトレジャー、ふたつともいただきました。粒子加速器とモーグリの人形だったよ」
Ｚ：　「そりゃよかった」
Ｓ：　「戦術的な面ではあまり面白くないな、デス狩りというものは。効率はよさそうだが」
Ｃ：　「まあね。だいたいが、絶対勝てる戦術をそのまま実行するってのが、ちょっと覇気がなくなるんだ。しかもおれ、やっぱりコマンド入力はもたもたしちゃう」
Ｚ：　「自分の操作技術に合った戦術を考えるのが楽しいもんな」
Ｃ：　「うん。そうそう、そのあとジャガーノートをさんざんいじめていたら、急にぴこんと画面の右端にトロフィー出てさ。何事？　と思ったら、限界の突破者をゲットしたらしくて」
Ｓ：　「いつのまに源氏の小手を装備しておったのだ」
Ｃ：　「うん……これまでファングにしかつけてなかったし、ミッションでは、あるかないかわからない限界突破をあてにするよりは、確実に攻撃力や防御力あげるほうがいいと思ってよく外してたけど、いまはCP稼ぎだからさ、オートセレクトで攻撃重視をぽんぽんとやって放ったらかしだったんだ。気がついたら全員に源氏の小手装備されてた」
Ｚ：　「あれ、三つも手に入れてたっけ？」
Ｃ：　「いつのまにか。たぶんミッションの報酬だろうけど、いつ手に入れたんだか憶えてないんだよなあ……最初のはスパルタクスだってのはわかってるんだけど」
Ｓ：　「で、誰が限界突破したのだ」
Ｃ：　「ホープ君に決まってるだろ」
Ｚ：　「初めての限界突破って、普通、ファングが出るよな……？」
Ｓ：　「贔屓の結果だ」
Ｃ：　「まあ目で確認できたのはホープ君が最初だっただけだけど、たぶん立て続けにファングの攻撃も突破してたと思う」
Ｚ：　「姐さんは行かなかったのか」
Ｃ：　「だからおれ、姐さんの攻撃力はそんなにあげてないってば。ファングの物理攻撃2100とホープくんの魔法攻撃2500があれば充分。ホープくんも、アタッカーのルインガ覚えてくれたし……でさ、このキャラの組みあわせでって予定しながら育てようと思うんだ。バランス+攻撃力チームでこの三人確定だけど、防御＆弱体チームで、スノウ、ファング、ヴァニラで組ませたらどうかなってね。あと、育てきったあと、それぞれの得意分野を組みあわせて面白いパズルできると思うんだ。攻撃特化パーティ、魔法特化パーティ、妨害パーティに強化パーティ、どんだけ攻撃受けてもびくともしないけど戦闘が終わらない防御パーティとか作って……例えばサボテンダーがサボテンマスターになるまでひたすら待ってみるとか」
Ｓ：　「次から次へと……」
Ｚ：　「遊ぶことは思いつくもんだな」
Ｃ：　「そうそう、やってみたいことといえば、ラスボス三戦、ケルベロス（AAA）、トラディザスター（BBB）、グレートウォール（DDD）、アシュラ（JJJ）、トリスメギトス（EEE）、アスクレピオス（HHH）で挑んでみるのも一興かもしれない」
Ｓ：　「そんなふざけた覚悟でコクーンが救えると？」
Ｃ：　「えっ、おれはパルスを救うんじゃないのか？」
Ｚ：　「パルスのどこに救うべきものがあると……」
Ｃ：　「お宝欲しさに狩られつづけるカメを救わないと！」
Ｓ：　「そのためにカメを仕留めているのか？」
Ｃ：　「……あれ？」