ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

く、クリティカル……

Ｃ：　「み、ミツバ……あんたって子は……」
Ｚ：　「こえええ……」
Ｓ：　「いきなりクリティカルか。なにもせんうちに《あきらめない》になるとは」
Ｃ：　「……風属性の日にやろうかなあ……」
Ｓ：　「なにを弱気になっている」
Ｃ：　「うう……行くぞキリル、頑張れ、同じ火属性同士、炎玉しか持っていないおまえに陣敷きは命取りだ、素のままで耐えろ！　背後にまわられなければなんとかなる！　なんとか――ならないかっ!?」
Ｚ：　「お、よけたよけた」
Ｃ：　「いっけえええ！――ふう……終わった……」
Ｓ：　「まさかミツバの属性がころころ変わるとはな」
Ｃ：　「迂闊だったよ。前回仲間にして戦闘に出したとき、属性と持ってる陣玉が違っててびっくりしたから、いちおうあの子のことは知ってはいたんだけど、すっからかんに忘れてた」
Ｚ：　「あれ、じゃ、前回は」
Ｃ：　「うん、偶然にも風の日に決闘したらしい。あのときは楽だったんだけどなあ」
Ｓ：　「ともあれ、これでハルナまでに仲間にできるのはそろったか？」
Ｃ：　「ええと、ラインホルトさんを迎えに行ってラインバッハに会いに行けば前回と同じ仲間がそろう」
Ｚ：　「猫たちは？」
Ｃ：　「もちろん荷物を全部横取りしたあげくに仲間にしました。サバの味噌煮やカツオのたたきが手に入ったよ。らっき」
Ｓ：　「どんどん仲間に対して容赦なくなってくるな」
Ｃ：　「どれもこれも愛情ゆえだ。さて、まだエックス商会の依頼が続いているようだから相変わらずチープーは貧乏のままにしておいて、と……カタリナさんとケネスはどうするかなあ。もうちょっと、ふたりだけで頑張っててもらうか」
Ｚ：　「前回はハルナのあとに仲間にしたはずだけど」
Ｃ：　「うん、そうだった。じゃあ、シメさんが先かな」
Ｓ：　「その前にやはり、スキル稼ぎだろう」
Ｃ：　「うん、今度はシメさん救出作戦に４様が使えないから、ノアに頑張ってもらうか。装備も考えてあげないと」
Ｓ：　「なぜノア……？」
Ｚ：　「あの回避力をあてにしてるんだよ」