ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

次々と参入

Ｃ：　「クエストもあんまり進まないし、ライオンさんがちょっと心配なのでグラスカ宮殿へ急ぐことにしました――って、ちょおおおっ!?」
Ｚ：　「なんだ、なんだ」
Ｃ：　「こっ、こんな展開になるとは！」
Ｓ：　「予想していたのでは？」
Ｃ：　「そりゃ、ライオンさんのことについては予想してたけど、そのほかが……とにかく、うるっと来ちゃったのはしょうがないだろ。声つきは反則だ、ほんとに……うっうっ、ライオンさん……うわあああん」
Ｚ：　「ライオンさんが気に入ってたからなあ」
Ｓ：　「まあ……そうだろうな」
Ｃ：　「というわけで、今回はなんかいろんなことがありすぎて、どこからどう話せばいいのか」
Ｚ：　「まずグラスカ宮殿突入したよな」
Ｃ：　「そうしたらお魚さんたちがお出迎え。こりゃ手遅れだっっていうんで逃げようと思ったら挟み撃ち、ロジェ登場だよ。そんでもって、おばさまとおじさまが参入――というか、ゲストで突っこむ突っこむ。確かにライオンさんの血族だよな。オルネラおばさまがしょっぱな、勝手に単騎突っこんで玉砕したのでリトライ、次はうっかりコルちゃんを下げすぎて魔法でやられちゃったのでリトライ。っていうか、そんなところに敵がいたのかっていうぐらい一部分が見にくいマップだし。そして三回め――」
Ｓ：　「誰が死んだ」
Ｃ：　「違う。リノ父ちゃん、名もなき兵士をふたり連れて登場だ！　なんだよ、BGMまで変えて！　あの曲は反則だろ、幻水４の出港テーマのアレンジ！　すごく感動したじゃないか！」
Ｚ：　「ああ、だめだ、興奮しちゃってぶっ飛んでるよ」
Ｃ：　「それにつけても群島の名もなき兵士は強いなあ。幻水４でも名もなき騎士団員が活躍したじゃないか。やっぱり海賊――」
Ｓ：　「そうではなかろうが」
Ｃ：　「で、門の外側のはあっさりと片づけられたんだけど、門のむこうへどうやったら行けるのか５ターンぐらい無駄に考えこんでさ。トリさんは越えられるんだけど、キリルは乗れないし……と、そのあいだにジーンさんとマキシンで魔法使いを片づけてもらい、無駄に扉に協力攻撃浴びせてダメージ０。うーん、だめもとで叩いてみるかと普通に攻撃してみたら壊れそうだったから、みんなでぽかぽか叩いて門を壊して突入。するとイスカスがロジェに死ねとか言ったもんだから、なんかロジェがいちばん後ろまで逃げちゃってさ。そして援軍は魔法使い五人！　五人だよ、五人！　しかも属性ばらばら！　そのうえ、全員でいっせいに詠唱始めやがる。しょうがないから突っこんだよ」
Ｓ：　「突っこんでどうする」
Ｃ：　「だから突っこんで、詠唱が終わる前に協力攻撃でどっかーん。ふたりが詠唱キャンセル、三人が離脱。ほっとしたよ、ほんと。ああ、怖かった」
Ｚ：　「ぎりぎりで……このゲームの協力攻撃、空振りランダムなしでよかったよな。で、ロジェは？」
Ｃ：　「うん、よくもこんな面倒な戦いやらせやがったなって、残ってるお魚さんを無視して――っていうか、キリルはとどめ刺せないから、ここまで来ると戦力外。まっすぐロジェに向かって突進、壁ぎわにいたもんだから背後取れないなと思って横づけしてみたら――」
Ｓ：　「みたら？」
Ｃ：　「《おしゃべり》マークが出るじゃないか」
Ｚ：　「……敵と？」
Ｃ：　「うん。思わず《会話》コマンドをぽちっと――『助けてくれよ、なんでもするから！』――じゃあ飯を作れということで、ロジェが仲間になった！　で、Ａランククリアというわけだ」
Ｓ：　「確かに、いろいろなことが起こったのだな」
Ｚ：　「よかったじゃないか、待望の風魔法使いが来たんだ。飯炊きにこき使うのはもったいないぜ」
Ｃ：　「うん、まあね。ということで、レベルランキング行ってみよう。じつはこの戦闘の前にオベル遺跡の二階にうっかり入りこんでしまったので、４様のレベルが34になってます。これが最高。そんでもって次点がレベル32で、盗みまくったノアと掘りまくったルネ、ミドーでカエルと格闘してもらったカールおじさんだな。逃げこんできたロジェも32で初期レベル、リノ父ちゃんはキリルと同じ31――って、なんでキリルより高いのがこんなにいるんだ、ちくしょう！　もっと育てたほうがいいってことか？　ちなみに、おじさまとおばさまは30で参入してもらってます。ほかは今回メインで働いた連中が28〜30、あとはレベル25〜27がごろごろ、パブロとかエマとかゲイリーとか、戦闘に使っても伸び悩む連中が20あたりをうろうろ」
Ｓ：　「……ようするにだ」
Ｃ：　「ん？」
Ｓ：　「仲間が四人も増えたわけだな？」
Ｃ：　「はっ……」
Ｚ：　「武器に防具、スキル……」
Ｓ：　「そしてさすがに皇都グラスカ、鍛冶屋で武器をレベル７まであげられるが、ひとり11000ポッチのコストを強いられる」
Ｚ：　「……稼ぎはあるのか？」
Ｃ：　「えっと……武器あげられるの、三人ぶん……だけかな？　陣玉補充したらそんなものか。頼むから防具のことは言うなよ！　諦めるしかないんだ」
Ｚ：　「………」
Ｓ：　「金欠病再発だな」
Ｃ：　「ふえええん」