ラプソディア・ＳＺＣプレイ記

宿敵

Ｃ：　「クエストこなしてたらランクＡになって、どうやらエックス商会の仕事は種切れのようだったのでチープー救済に切り替えました。いちおう普通の状態まで持ちなおしたよ。『最近、商売が調子いいの』って喜んでた」
Ｚ：　「ああそう。よかったな」
Ｓ：　「それで？」
Ｃ：　「それで、さらにクエストランクがあがったんだ。てっきりＡで終わりかと思ったら、Ｓもあったんだな。青いカズラーの花のクエストが出たのでザスタ平原が出現。さっそく行きました」
Ｓ：　「それで？」
Ｃ：　「さすがに傭兵連中は強い。特に赤は炎だし、４様の宿敵になりそうだよ。嬉しいねえ」
Ｚ：　「そんなに感心するほどの強さ？」
Ｃ：　「うん。個々のステータスの問題じゃなく、相手もチームワークで来るってところがね。強さにおんぶに抱っこでスノウと離れてた４様、横から烈火の陣敷かれて、ステータスが落ちたところへ赤傭兵のクリティカルが来て、さすがに瀕死に追いこまれたんだ。４様は怒らなかったのに、フレア姉さんがいきなりぼっと怒ったもんだから……ああ、怖い」
Ｓ：　「赤傭兵が怖いのか、それとも姉が怖いのか」
Ｃ：　「赤傭兵は斃せばすむだろ。もしかしたらあいつ、無人島で一撃でやられたのを根に持ってたのかもしれないし」
Ｓ：　「ようするに、姉が怒ったほうが怖かったのだな」
Ｃ：　「やっぱりお姉さんが怒ると、対象が誰であれ弟としては怖いと思うよ。まあ怒ったのはフレア姉さんばかりじゃないけど、ケネスにもいつのまにか頭に炎があったし……愛されてるなあ、４様」
Ｚ：　「好感度があるだけだろ」
Ｃ：　「萌えのないこと言うなよ。まあそうして４様は瀕死のまま、怒りスノウとの協力攻撃やってなんとか風陣に逃げこんだけど、陣補整でやっとこさHP50かそこらっていう、ほんとにピンチだった。けど、あれだけの悪条件でクリティカル受けて生き残る４様も４様だ。絶対離脱だと思って内心諦めたもん」
Ｚ：　「ちょっと待て……そこまで追いこまれて回復なし？」
Ｓ：　「あれだけ饅頭を持っていて？」
Ｃ：　「もったいないじゃないか！」
Ｚ：　「だから、そうやって回復を怠るから」
Ｃ：　「勝ったんだからいいだろ」